SSブログ

春の歌声 [観劇(他)]

今日もぽかぽか陽気だった4月最初の日曜日。
心斎橋 PARCO スペース14で開催された遊
佐未森さんのコンサート「遊佐未森 cafe mi
mo Vol.22 ~春爛漫茶会~」を聴きに行って
きました。
IMG_2435.jpg 
ボーカルはもちろん遊佐未森さん、ピアノ&
アコーディオンの大口俊輔さん、ドラムスの
楠均さんに、ゲストがチェロの越川和音さん
だったので、昨年末に聴いた“SHIOSAI4”の
布陣での演奏って感じでした。
IMG_2229.JPG 
〝夢みる季節 タルトタタン”や〝潮騒”などニ
ューアルバム“潮騒”からの曲を中心に、カバ
ー曲コーナーでは、ビートルズ“Here Comes
The Sun”、懐かしの昭和歌謡のコーナーでは
遊佐さんと楠さんのオリジナルダンス&大口
さんのずっこけ付きの “アラビアの唄”。
中盤、越川和音さんが加わっての“恋は優し野
辺の花よ”の他、“森とさかな”や“風が走る道”
などなど素敵な曲をたっぷり聴かせてもらい
ました。

途中のMCコーナーでは、昨日の大阪1回目に
桂米團治師匠と弟子の米舞ちゃんが聴きに来
ていた話や生マツケンサンバに感動して涙し
た話。
それに越川さんが昨年末のSHIOSAI4のすぐ
後に東京から藤沢の江島神社まで12時間かけ
て折りたたみ自転車で旅をした(行きは頑張
ったけど筋肉痛が酷くて帰りは、輪行して高
崎線のグリーン車で帰って想定以上の出費だ
った)話など。
また、アンコールでの物販ブラザーズのコー
ナーでは、今回、参加してない西海孝さんが
飛び入りで乱入し、いつものノリの楽しい物
販紹介でした。

それと昨日(4月1日)で、遊佐さんはデビュ
ー35周年だそうです。おめでとうございます。
今年の秋には、35周年記念のツアーも企画し
ているらしいので楽しみです。


コンサートに向かう道すがら、阪急三番街店
にあるうどん屋「うどん 兎麦」さんで腹ごし
らえ。全部のせぶっかけをいただきました。
IMG_2315.jpg 
海老天、ちく天、とり天、舞茸天、玉子天の
のったコシのあるうどん、めちゃ美味しかっ
たです。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

ケラさんの悲劇 [観劇(他)]

エイプリルフールだからってことでもないでしょうが、
夏を思わせる嘘のような陽気の4月1日。
今日は、近鉄アート館に、劇団ナイロン100℃結成30
周年の公演「ナイロン100℃ 48th SESSION“Don't
freak out”」を観に行ってきました(これは本当)。
ナイロン10001.jpg 
作・演出は、ケラリーノ・サンドロヴィッチさん。
いつものナンセンスな笑いは少し抑え気味に、戦前と
おぼしき時代の閉鎖的な山間の旧家で起こる陰惨な悲
劇の連鎖。人々の愛憎が渦巻き次から次へと事件が起
きる2時間20分って感じでした。
ナイロン10002.jpg 
お屋敷の女中部屋に暮らす姉のくも(村岡希美さん)
と妹のあめ(松永玲子さん)、元精神科医で座敷牢に
暮らす旧主人の天房征太郎(みのすけさん)、征太郎
の弟で現屋敷の主人茂次郎(岩谷健司さん)、奥様の
雅代(安澤千草さん)、大奥様せん(吉増裕士さん)、
お坊ちゃま清(新谷真弓さん)、お嬢様颯子(松本ま
りかさん)、卑屈な警官カブラギ(藤田秀世さん)、
亡くなったあめの婚約者カガミ兼葬儀屋のクグツ(入
江雅人さん)、女中見習いのてる(小園茉奈さん)、
警官など諸々男性(大石将弘さん)、颯子の婚約者で
町長の息子ソネ(尾上寛之さん)、謎の浮浪者(廣川
三憲さん)。
女中姉妹の暮らす女中部屋を舞台にアングラ演劇感の
あるカオスな悲劇が繰り広げらました。
いつもの様にプロジェクションマッピングも効果的に
使われサスペンス感が漂ってました。
面白かったと言う表現には合わないストーリーではあ
りましたが、たっぷり怖い世界を楽しませてもらいま
した。

公演が終わって会場を出ると、物販コーナーの方から
聞き覚えのある声が響いていて、チラッと見るとケラ
さんご本人がグッズ販売をしてらっしゃいました。
30周年記念で大きなことやるぞって感じでもなく、会
場の規模も含めて、30年前を思い出しながら楽しんで
いるなぁ~って雰囲気でした。

新しくなってずいぶん経っての初近鉄アート館でした
が、小劇場観があってめちゃ良かったです。お尻の痛
くなる椅子も含めて。。。苦笑

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

久びりの歌声 [観劇(他)]

いつもお世話になっていると~るさんのお誘いが
あって、3年ぶりの開催となった「91st 関西学院
グリークラブリサイタル」聴きに兵庫県立芸術文
化センターKOBELCO大ホールに行ってきました。
IMG_1269.JPG 
会場はほぼ満席で、久しぶりにグリークラブの素
晴らしい歌声を楽しみにしていた方々の学生たち
を見守るような優しい雰囲気が漂ってました(学
生さんの身内の方も多かったと思います)。

演目は、男声合唱組曲“草野心平の詩から”、次は
“Barbershop Showtime”、新月会との合同ステ
ージ“黒人霊歌”、最後は、千原英喜男声合唱曲
“Agnus Dei=空海・真言・絶唱”でした。
IMG_1346.JPG 
IMG_1349.JPG 
アンコールでは大晦日に引退した加山雄三さんの
“ 君といつまでも”なども聞かせてもらいました。

素晴らしい歌声を聴いた後は、阪急西宮ガーデン
ズにあるトラットリア・ピッツェリア「IN THE
GREEN GARDENS」さんで、こちらも久々の食
事会。
薪窯で香ばしく焼き上げたナポリピッツァのマル
ゲリータとクアトロフォルマッジの他、サラダと
前菜の盛り合わせ、海老と万願寺唐辛子のアヒー
ジョ、野菜のフリット、ブラックアンガス牛のス
テーキ、サーモンのジェノベーゼパスタ、シフォ
ンケーキで、お腹いっぱいになりました。
IMG_1350.JPG IMG_1351.JPG 
IMG_1352.JPG IMG_1353.JPG 
IMG_1355.JPG IMG_1358.JPG 
IMG_1356.JPG IMG_1357.JPG 
IMG_1359.JPG IMG_1361.JPG 
美味しかったですし、ボリュームもたっぷりで
大満足の食事会でした。

と~るさんには、リサイタルのチケットの手配か
ら食事会の予約まで、もちろん素晴らしい歌声も
含め、何から何までお世話になり、本当にありが
とうございました。

ありがとうございます。と言えば、観劇仲間の方
々からバレンタインデーのチョコをいただきまし
た。
IMG_1365.JPG IMG_1367.JPG 
たっぷり入ったGODIVAのチョコ!美味しい!

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

議場のピアニスト [観劇(他)]

日曜日の夜、守口市のクリスマスイベント“光かがやく
冬のクラシックコンサート”の「北端祥人 ピアノコンサ
ート」を聴きに行ってきました(無料抽選)。
IMG_0529a.jpg 
会場が、守口市役所にある議場と言う、あまり入れない
ような場所ってことで、興味津々で足を運んだ次第です。
正面中央に議長席、左右に議員さんが座る机が並び、そ
れと対峙する感じで席が設けてあって、その後に傍聴席
って感じの場所の中央に、場違いな雰囲気の小ぶりのグ
ランドピアノが置いてありました。
守口市出身と言う、北端祥人さんが登場。思い出話など
の後、バッハの“主よ、人の望みの喜び”、ベートーヴェ
ンの“月光”、シベリウスの“樅の木”、ショパンの“雨だ
れ”など4曲、超絶テクニック的なリストの“ヴェネツィ
アとナポリ”。
北端さんが小学3年生の時に守口エナジーホールで行わ
れた発表会で演奏したと言うショパンの“子犬のワルツ”。
最後は、アイルランド民謡“ロンドンデリーの歌(ダニ
ーボーイ)”のジャズバージョンでした。
不思議な雰囲気のコンサートでしたが、素敵なピアノの
音色に酔いしれました。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

師走にケラさんのお芝居 [観劇(他)]

今宵は、兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールに、
作・演出、ケラリーノ・サンドロヴィッチさんの芝居
「KERA・MAP #010 しびれ雲」を観に行ってきまし
た。
319324994.jpg 
出演は、井上芳雄さん、緒川たまきさん、ともさかり
えさん、松尾諭さん、安澤千草さん、菅原永二さん、
清水葉月さん、富田望生さん、尾方宣久さん、森準人
さん、石住昭彦さん、三宅弘城さん、三上市朗さん、
萩原聖人さん。

舞台は、キネマと恋人でお馴染みの架空の島“梟島”の
小さな港町。
緒川たまきさん演じる石持波子の夫の七回忌の日。頭
を打って記憶をなくした青年フジオ(井上芳雄さん)
が現れ、島の潮目が変わる前兆を伝えられるしびれ雲
が空に浮かび、静かな日常を過ごしていた島の人々の
関係に微妙な不協和音が広がると言う話。
波子の妹門崎千夏(ともさかりえさん)と文吉(萩原
聖人さん)夫婦の痴話喧嘩、波子の娘富子(富田望生
さん)、波子の夫の本家の家族、縄手兄妹(菅原永二
さん、清水葉月さん)、波子に言い寄るケーキ屋佐久
間(三宅弘城さん)、藪医者占部(松尾諭さん)など
など個性的な面々の素晴らしい演技を堪能しました。


今回も3時間半と言う長丁場のお芝居でしたが、面白
くて、あっという間に終わった感じでした。

波子の「人生がら前にしかすすまんだりよ。じきん新
しい正月がらくるし、ほっといても誕生日がらやって
くるがっさ!」の台詞が心に残りました。

小津安二郎の映画を見ているような、市井の人々の些
細な出来事を、ユーモアを交えて丹念に描いた舞台で、
コロナ禍やウクライナでの戦争など非日常から日常を
取り戻そうと言う、メッセージを感じる素敵なお芝居
でした。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

師走の枚方で美しい歌声 [観劇(他)]

曇天模様で肌寒かった今日は、枚方市総合文化芸術
センター 関西医大 小ホールに遊佐未森さんのコン
サート「MimoriYusa Concert Tour 2022“潮騒”
SHIOSAI4」を聴きに行ってきました。
shiosai02.jpeg 
昨年発売されたアルバム“潮騒”のコンサートツアーで
(コロナの影響で遅れた)、10月にも大阪いらして
島之内教会でコンサートをやってらしたんですが、
平日だったので、そちらにはお邪魔できなかったん
ですが、何故か大阪で2回目のコンサートが枚方で開
催されると言うことで足を運んだ次第です。

今回の潮騒のツアーは変則的で、島之内の教会の時は、
SHIOSAI2と称して遊佐未森さんとピアノの大口俊輔
さんの2人でのコンサート。
その後、東京で7人編成のSHIOSAI7をやって、今回は、
遊佐未森さんとピアノの大口俊輔さんにチェロの越川和
音さん、ドラムスの楠均さんの4人での演奏となってま
した。
編曲は、すべて大口さんがやっているってことでした。
大変そう!

アルバムのツアーってことで、潮騒に収録された曲を中
心に懐かし“地図をください”や“暮れてゆく空は”なども
聞かせてもらいました。
最後は冬の季節の心温まる歌“夢みる季節 タルトタタン”
で終演となりました。
遊佐未森さんの透き通るような美しい歌声に越川和音さ
んのチェロの音色が響き合って、いつもとは違った趣で
素晴らしいコンサートでした。
アンコール前の物販ブラザーズコーナーは健在で、駆り
出された大口さんが恥ずかしそうに物販の説明をしてい
る姿がイイ感じでした。
IMG_0166.JPG IMG_0167.JPG 
今回、枚方市総合文化芸術センターに初めてお邪魔した
んですが、落ち着いた雰囲気だし、席の段差がしっかり
取ってあるので、前の人の頭もまったく気にならず、非
常に見やすくって聴きやすい良いホールでした。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

初秋にほのぼの演劇 [観劇(他)]

秋晴れと言うにはかなり暑かった今日は、兵庫県立
芸術文化センター阪急中ホールに、ニール・サイモ
ン作で演出を元吉庸泰さんが務めた「裸足で散歩
BAREFOOT IN THE PARK」を観に行ってきました。
310370681.jpg 
出演は、新婚夫婦の夫ポール・ブラッター役に加藤
和樹さん、その妻コリー・ブラッターには高田夏帆
さん。そして、電話会社の男に本間ひとしさん、怪
しい屋根裏部屋の住人ヴィクター・ヴェラスコには
松尾貴史さん、コリーの母バンクス夫人に戸田恵子
さんでした。

新米弁護士でかなり堅物のポールと明るくて好奇心
旺盛のコリー夫婦が新婚生活の新居と定めたのが、
コリーが選んだニューヨークのボロアパートの5階
の部屋。
エレベーターも無い、5階+0階分の急な階段を息も
切れ切れのぼってきた最初の訪問者は電話会社の男、
まだ家具も何も届いてなく、暖房もきかず凍えるよ
うな寒さの殺風景な部屋を気の毒そうに眺め、そそ
くさと帰っていくと、入れ替わるように夫のポール
が、こちらも息も切れ切れに帰宅。部屋の様子や割
れた天窓からの隙間風、バスタブの無い浴室を見て
がっかりするポール。
そこに娘のことを心配してバンクス夫人も現れ、部
屋の様子にあきれるが、とりあえず週末に訪問する
旨を伝えて帰ると、そこに屋根裏部屋の住人ヴェラ
スコが、家賃を滞納して鍵を変えられ部屋に入れな
いので、窓づたいに部屋に戻りたいと言って入って
くる。
ヴェラスコは変わった人物だったが、何故か気が合
ったコリーは、週末の食事会で、母のバンクス夫人
とヴェラスコを引き合わせることを企てる。が、そ
れがきっかけでポールと大喧嘩になってしまい・・
、真冬の公園を裸足で散歩できるコリーとできない
ポールの運命は・・・と言う話。
ジョークを交えた軽やかな会話劇で、ニューヨーク
の庶民の暮らしを描くコメディって感じで、ほっこ
りした気分になれました。面白かったです。

観劇前の腹ごしらえは、アクタ西宮 西館の「カレー
ハウス ビーホット」さんでオムハヤシをいただきま
した。
310160686.jpg 
優しい味のチーズの入った割るとトロトロ系のオム
レツが美味しかったです。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

お彼岸に3年ぶりの満劇 [観劇(他)]

この3連休、またまた台風が日本に近づいていて、
ところによては、大雨で被害も出てるみたいです。
が、大阪は少しだけ雨がぱらついている程度だっ
たので、道頓堀ZAZA HOUSEに3年ぶりになる満
員劇場御礼座(満劇)さんの公演「これ言っていい
のかな」を観に行ってきました。
IMG_7825.JPG 
1幕目は、にこたまBBQさん作・演出の“マスクの
同窓会”。
舞台中央にモニターが置かれ、ライス大さんのリ
モートでの引退宣言から始まったコロナ下の同窓
会。40年ぶりに参加した女性(緑ファンタさん)
、記憶も曖昧な上にマスクで顔も隠れていて、誰
が誰やらの判らない。そこに現れたやたらと社交
的な男(淀川フーヨーハイさん)、探り探り会話
を進める2人だが・・・と言う感じの話。
コロナ、リモート、マスク、国際ロマンス詐欺な
ど、まさに今を盛り込んだ、面白い内容でした。

2幕目は、あべの金欠さん作・演出の“アンガーマ
ネージメント講座”。
怒っている妻(北白川玉子さん)、コンビニでプ
リンを多量に買ってきた夫(あべの金欠さん)。
怒っている妻にアンガーマネージメント講座の受
講をすすめる夫だったが、そもそもの原因は。。
と言う話。場当たり的な行動と物事を適当にごま
かそうとする男の本質が透けて見えるイイ感じの
話でした。

3幕目は、緑ファンタさん作・演出の“これ言って
いのかな”。
バランスボールに座って、何気ない隠し事?を語
る女性2人(天王寺春雨さん・舞子わかめさん)。
ピンクのフサフサは、思わず笑ってしまいました。

4幕目は、淀川フーヨーハイさん作・演出の“ルー
ル”。
時代劇?悪徳な上役を討つ計画を立てている藩士
4人(高瀬和彦さん・桂雲?さん・にこたまBBQさ
ん・中之島スパイスさん)だが、大事な言葉は口
に出してはいけないと言うルールと、「しかし」
と言う言葉の後では笑わなければいけないと言う
ルールの下で会話をするので、話がいっこうに進
まない!刀を抜く時も奇妙なルールもある。計略
はいかに・・・と言う話。
とにかく不条理な展開に大笑いさせてもらいました。

最後は、堂島サバ吉さん作・演出の“おとうさん、
話があります”。
定年後、子供の見守りボランティアをやっているお
じいちゃん(朝潮でんぷんさん)に、女の子の親か
らクレームがあり、ボランティアを止めるように説
得する夫婦(高槻アジ郎さん・心斎橋ラムネさん)。
おじいちゃんの想いを知って・・・と言う話。
シュールな展開で面白かったですが、最後もちょっ
と怖い!

3年ぶりの公演、楽しいひと時でした。ありがとう
ございました。

今日はお彼岸ってことで、3色おはぎを買ってきま
した。
IMG_7827.JPG 
美味しい!

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

決められたレールの上を暴走 [観劇(他)]

5月に観た倉科カナさん主演で倉持裕さん作・演出
の“お勢、断行”が非常に面白かったので、今日は、
倉持裕さんが作・演出を務めシリーズ化している“鎌
塚氏シリーズ”の第6弾「鎌塚氏、羽を伸ばす」を観
に梅田芸術劇場シアター・ドラマシティに行ってきま
した。
IMG_7518.JPG 
出演は、ナイロン100℃や大人計画で活躍する三宅弘
城さん、映画の“翔んで埼玉”やNHK朝ドラの“エール”
でお馴染みの二階堂ふみさんの他、西田尚美さん、玉
置孝匡さん、マキタスポーツさん、櫻井海音さんでし
た。特に、二階堂ふみさんの可愛くって突き抜けた感
じが素晴らしかったです。

ストーリーは、休暇をあたえられ豪華寝台特急ALB
IONに乗って、分単位のスケジュールで旅をする“完
璧なる執事”として名高い鎌塚アカシ(三宅弘城さん)。
停車駅のホームできっちり1分間、車外を楽しんでいた
鎌塚だったが、その駅から乗り込んできたのが、5年
前に務めていたお屋敷綿小路家の令嬢チタル(二階堂
ふみさん)と従者の真鍋リョウスケ(櫻井海音さん)
だった。
アカシは、5年ぶりに再会したチタルに、綿小路家で
起きた殺人事件の犯人として容疑をかけられている従
者の真鍋を助けるため、真犯人がこの列車に乗ってい
るところまでは探り当てたので、探索の協力を要請
(命令?)される。
休暇なんてやったことがなくって困っていたアカシは、
嫌々と言いながら嬉々として執事の制服モーニングに
着替え、探索に乗り出すのだが、同じ貴族でチタルと
息子を結婚させよともくろむ鉄オタの諏訪ノギク(西
田尚美さん)と、その従者宇佐スミキチ(玉置孝匡さ
ん)、そこに貴族狙いの詐欺師である柳平トクジ(マ
キタスポーツさん)が絡んで、列車の窓から飛び出し
たり、列車の屋根で大立ち回りをやったりと大騒ぎ!
ってことで無事真犯人にたどり着き、事件の真相が暴
けるのかと言う話でした。
全編、独特のナンセンスな笑いを楽しませてもらった
んですが、最後、切ないエンディングかと思いきやの
ビックリ演出!笑いました。

“私は、決められたレールの上を、寸分たがわず走っ
てみせたい。”のサブタイトルも逆張りな感じでイイ
です。

茶屋町での観劇前の腹ごしらえは、阪急の高架下に
ある老舗のカレー屋「ケーツーカレーハウス」さん
のチキンカツカレー。
IMG_7516.JPG IMG_7514.JPG 
サクサク柔らかなチキンカツとスパイシーなカレー
の組み合わせがめちゃ美味しい!お値段もお手頃です。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

夏に冬のパリのオペラで避暑 [観劇(他)]

今日は、佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2022プッ
チーニの歌劇「ラ・ボエーム」を観に兵庫県立芸術文化
センター KOBELCO 大ホールに行ってきました。
IMG_6609.JPG 
毎年、オペラ鑑賞仲間の方々と観劇後の食事会も込みで、
夏の恒例行事になっていた佐渡さんのオペラ。コロナ以
降は、1人での観劇で終わったらそのまま直帰になって
しまいました。が、夏のはじめの風物詩って感じで続け
てます。
IMG_6610.JPG 
今回の作品は、世紀末のパリの下町を舞台にした芸術家
の若者たちのラブロマンス物って感じで、ボエームと言
うのはボヘミアンのフランス語だそうです。
IMG_6613.JPG 
物語は、詩人のロドルフォ(笛田博昭さん)は、画家の
マルチェッロ(髙田智宏さん)、音楽家のショナール(町
英和さん)、哲学者のコッリーネ(平野和さん)とパリの
下町の安下宿(今回はセーヌ川の舟上生活ペニッシュの設
定)で貧乏な共同生活をしている。

クリスマス・イブの夜、薪を買う金も無くロドルフォの
原稿をストーブにくべて暖を取るロドルフォとマルチェ
ッロ。そんな中、ショナールが金になる仕事にありつい
たと言って、薪と食料を抱えてコッリーネと共に舟に帰
ってくる。そこに大家のべノア(片桐直樹さん)が家賃
の取り立てに来たりもするが、上手くごまかして追い返
し、カルチエ・ラタンのカフェに繰り出そうとするが、
ロドルフォは原稿を仕上げたいからと舟に残る。
そこにこの物語のヒロイン、ミミ(砂川涼子さん)が蝋
燭の火をもらいに訪ねてくる。ここで歌われるのが“私の
名はミミ”。
美しいミミに一目惚れしたロドルフォは、ミミが部屋で
落とした鍵を探すふりをしながら誘い、親しくなった2
人は仲間たちを追ってカルチエ・ラタンのカフェへ。

クリスマス・イブで賑わうカルチエ・ラタンの通りで買
い物をするミミたち。カフェ・モミュスに入ると、マル
チェッロの元カノのムゼッタ(ソフィア・ムケドリシュ
ヴィリさん)が、恋人と現れ、ムゼッタの歌に魅せられ
たマルチェッロはよりを戻すことに。

次の場面は、パリの税関のあるアンフェール関門近くに
あるマルチェッロとムゼッタが働く居酒屋。居酒屋に転
がり込んだロドルフォを追ってミミが現れ、マルチェッ
ロに最近ロドルフォが冷たいと訴えるが、ロドルフォは
体調の悪いミミとこのまま一緒にいても治療の金も工面
できないので、別れて金持ちと一緒になった方が良いと
気持ちを吐露する。その横ではマルチェッロとムゼッタ
が喧嘩別れの四重唱が繰り広げられる。

最後の幕は、また舟に戻ったロドルフォとマルチェッロ。
そこに瀕死のミミを抱えてムゼッタが現れ、死ぬならロ
ドルフォのもとで死にたいと願うミミをベットに寝かせ、
それぞれが持ち物を売って、なんとか薬を買い求めるが
・・・。と言う悲し結末でした。
砂川さんのミミが、可憐で可愛くってめちゃ素敵でした。

演出と美術が、映画“ヒューゴの不思議な発明”などの美
術で著名なダンテ・フェレッティ氏ってことで、どんな
雰囲気なのかなと思ってたんですが、若者たちの下宿が
セーヌ川の舟上生活ペニッシュの設定で、大きな舟が舞
台に設てあって、映画のセットを思わせる素敵な舞台で
した。
IMG_6611.JPG IMG_6615.JPG 
カーテンコールでは、佐渡さんの横にダンテ・フェレッ
ティ氏も立って手を振ってらっしゃいました。

観劇前の腹ごしらえは、神戸BBステーキさんでアメリカ
ンビーフのステーキを頬張りました。
IMG_6608.JPG 
しっかりした噛み応えの肉肉しい肉で美味しかったです。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感