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2年ぶりの野田さんの芝居 [観劇(他)]

今日は、野田秀樹さん作・演出のNODA・MAP
第26回公演「兎、波を走る」を観に、上本町の
新歌舞伎座に行ってきました。
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昨年の「Q」は見逃しましたが、21年に同じ新
歌舞伎座に観に行った「フェイクスピア」以来
の野田さんの作品(新作)です。
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作・演出は野田秀樹さん。
出演は、前々回のフェイクスピアでも楽しませ
てもらった高橋一生さん、Qに続いての松たか
子さん、今回初参加と言う多部未華子さんと唐
十郎さんのご子息大鶴佐助さん、ナイロン100
℃の大倉孝二さん、桜の森にも出られていた秋
山菜津子さん、ドラマの脇役と言えばってっ感
じの強い山崎一さん、それと野田秀樹さん他
(舞台を走り回る方々)って感じでした。
衣裳はお馴染みのひびのこづえさん。
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詳しいあらすじの説明はできませんが、劇作家
チエホウフ(大倉孝二さん)の不条理な不思議
の国のアリスと劇作家ブレルヒト(野田秀樹さ
ん)の社会派のピーターパンが交錯する元女優
のヤネフスマヤカジコ(秋山菜津子さん)の経
営する潰れかかった遊園地の舞台(桜の園的な
世界)。
その遊園地を買い取って統合型リゾートと称す
るカジノを計画している不動産業者のシャイロ
ック・ホームズ(大鶴佐助さん)。
劇中劇の中や外で走り回る見える人にしか見え
ない、自分の痛みも他人の痛みも感じなくなる
ように訓練された脱兎(高橋一生さん)、現実
と妄想の狭間でアリスを探し続ける母親(松た
か子さん)と、兎について行って(連れていか
れて)迷子になったアリス(多部未華子さん)。
かつて地上の楽園と自称した国で兎たちの訓練
を行っている東急半ズボン教官(山崎一さん)。
現実と妄想が入り乱れ、メタバース世界のAI
劇作家に操られているチエホウフとブレルヒト。
兎、波を走る→うさぎ、なみをはしる→USAGI
NAMIWOHASHIRUのアナグラムに隠された意
味、アリスを置き去りに38度線を越えた兎など
など。

昨年のQを見てないので、高橋一生さんの独特
の声が舞台に響くと、なんだかフェイクスピア
から続いている様な錯覚も感じつつ正に脱兎の
ごとく走り回る姿を楽しませてもらいました。
変幻自在な松たか子さんのお母さんも素晴らし
かったですし、多部未華子さんのアリスのカワ
イさが舞台に華と物語により一層の悲劇性を添
えている感じで、こちらも素晴らしかったです。

もう、そうするしかない国の妄想するしかない
世界で、機関銃のように飛び交う言葉遊びの応
酬、劇中劇の野田さんっぽい小難しい言葉遊び
を劇中で揶揄しながら、置いて行かれてる気分
であろう現実の観客の想いを代弁する様な多層
構造の言葉遊び、舞台狭しと走り回る役者の方
々、痛烈な社会風刺の世界に、2時間ちょっと
の時間ですが、どっぷりと浸らせていただきま
した。
内容的に面白いと言って良いのかは判りません
が、面白かったです。ありがとうございました。

余談
この記事を書く時に“うさぎなみをはしる”のア
ナグラムを、試しに言語生成AIさんにやっても
らったんですが(言葉遊びは得意かなと思って)、
日本語のアナグラムはあまり得意じゃないみた
いでした。
面白いのは、意味不明の文字列をとりあえず人
名ってことにしたり、新種の植物の名前だとか
言ったりして、なんとかこちら要求に応えよう
と努力はしてくれるみたいでした(嘘をつくと
言ってしまうのは簡単ですが、AIも趣味で使っ
ている分には、嘘もカワイイもんです)。笑

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暑さを吹き飛ばす公演 [観劇(他)]

ワハハ本舗の全体公演「シン・ワハハ~NEW WA
HAHA~」を見に森ノ宮ピロティホールに行って
きました。
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レヴューショー構成で、いきなり裸タイツで踊り
狂うダンスから始まり、ヒップポップのダンスバ
トル、久本さんと柴田さんの降霊漫才、梅ちゃん
(梅垣義明さん)引退を受けての二代目選抜のパ
フォーマンス合戦、そんな梅垣さんは、ほぼ全裸
で股間にミラーボールやバラの花を付けてシャン
ソンを熱唱したり、歌舞伎風ひみつのアッコちゃ
んでお座敷小唄を小粋に歌ったり(少し元気が無
い感じもしましたが・・)、赤塚不二夫作品のキ
ャラクターが登場する赤塚歌舞伎、柴田さんの一
人語り、久本さんのエマニエル夫人風セクシー系
アートショーや客席を巻き込んで楽しく歌い踊る
ヒサケンサンバなどなど。
最後は、漁村パフォーマンスのコンテンポラリー
ダンスと劇団の事務の方の追悼ミスター・ムーン
ライト、全員揃ってのWe arethe worldなどを
歌て終演となりました。
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各ショーを紹介するナレーションは徳光和夫さん
で、今回の赤塚歌舞伎は、特別に歌舞伎俳優の片
岡愛之助さんが解説をされてました。
いゃ~めちゃ楽しい公演でした。

明日の土用の丑の日には1日早いですが、“う”づく
しの晩ごはん。うなぎのお寿司、梅ドレッシング
をかけたとうふ、ほうれん草の玉子とじにゅうめん
です。
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美味しい。

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夏の風物詩 佐渡オペラ [観劇(他)]

今日は、毎年楽しみにしている佐渡裕芸術監督
プロデュースオペラ2023「歌劇 ドン・ジョヴ
ァンニ」を観に兵庫県立芸術文化センター KO
BELCO 大ホールに行ってきました。
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地獄に落ちるより女性の尻を追いかけまわす方
を選ぶくらい女好きと言う貴族ドン・ジョヴァ
ンニを描いた、音楽はモーツァルト、台本がロ
レンツォ・ダ・ポンテのオペラ。
指揮は佐渡裕さん、演出はデヴィッド・ニース
さん、装置と衣裳はロバート・パージオラでし
た。
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第一幕は、婚約者のいる騎士長の娘ドンナ・ア
ンナ(高野百合絵さん)の部屋に忍び込んだが
娘に抵抗され逃げ出したドン・ジョヴァンニ
(大西宇宙さん)。騎士長(妻屋秀和さん)と
決闘になったが、従者レポレッロ(平野和さん)
の助けもあり騎士長を殺害して逃走。
ドンナ・アンナは婚約者のドン・オッターヴィ
オ(城宏憲さん)と共に父の敵討ちを誓う。
逃走中のドン・ジョヴァンニだが、イイ女を見
かけ直ぐに声をかける。が、それが結婚3日で
捨てた元妻ドンナ・エルヴィーラ(ハイディ・
ストーバーさん)だったのでビックリ!
従者レポレッロに押し付けて、その場を去るが、
今度は、村人の結婚式で美人の花嫁ツェルリー
ナ(小林沙羅さん)に一目惚れ、口説き落とし
そうになるが、ドンナ・エルヴィーラの邪魔が
入って失敗に終わる。懲りないドン・ジョヴァ
ンニは、村の女性なら誰でもいいやって感じで
村人たちを屋敷に招いて大宴会を開催!
そこに新郎のマゼット(森雅史さん)と喧嘩し
たツェルリーナが現れたので、部屋に連れ込も
うとするが、マゼットやドンナ・アンナたちが
駆けつけてきて、またも失敗。

第二幕、私にとって女性は空気やパンのの様な
ものと豪語するドン・ジョヴァンニ。
従者レポレッロと服を取り換え、元妻ドンナ・
エルヴィーラの小間使いに手を出そうとする。
追手のマゼット、ドンナ・アンナ、ドン・オッ
ターヴィオたちから逃げ切ったドン・ジョヴァ
ンニとレポレッロだったが、騎士長の墓の上に
立つ石像が不吉な言葉を発する。そんなことは
お構い無しのドン・ジョヴァンニ、石像を屋敷
に招待してその場を立ち去る。
屋敷で乱痴気騒ぎをしているドン・ジョヴァン
ニ、元妻ドンナ・エルヴィーラが諫めに来るが
聞く耳を持たない。
そんな中、石像が屋敷に現れ、悔い改めるか地
獄の落ちるかと迫るが、ドン・ジョヴァンニは、
女性を追いかけまわすのは止めないと言って地
獄に落ちていく。
最後はドン・ジョヴァンニを追いかけていた面
々がそろって、ぞれぞれの想いを歌い、めでた
しめでたしとなりました。

文面だけ見ると女性の敵ドン・ジョヴァンニっ
て感じですが、登場する女性たちが、ドン・ジ
ョヴァンニを嫌っている感じではなく、口説き
には直ぐになびくし、何なら頼りない旦那や婚
約者を上手く利用して、けっこうしたたかに生
きている感じで、好色な男を描いていると言う
より強い女性を描いているオペラって気がしま
した。

紙吹雪が舞うド派手なカーテンコールは、撮影
OKってことで、写真を撮りながら、最後まで
たっぷり楽しませてもらいました。
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ありがとうございます。来年も楽しみにしてい
ます。

オペラの帰り、阪急三番街にあるお気に入りの
うどん屋「兎麦」さんで全部のせぶっかけで晩
ごはん。
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美味しい。

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西梅田のロンドンから福島(大阪)へ [観劇(他)]

時折激しく雨が降っていた今日は、大阪の福島駅
から伸びる聖天通商店街に、今年3月にオープン
した劇場“聖天通劇場”で開催された、満劇(満員
劇場御礼座)さんのスピンオフって感じのロンド
ン会議さんの第1回公演「私の中の少し幸せでは
ない部分」を見に行ってきました。
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西梅田にあるロンドンティールームと言う英国紅
茶専門店で、淀川フーヨーハイさんが、高瀬さん
を盛り上げようと会議を開いたのがきっかけって
ことで、劇団名が“ロンドン会議”。(余談ですが、
堂島の本店であなく阪急メンズ館にあるロンドン
ティールームにはちょこちょこお邪魔してました)

演目は、4つのショートストーリーのオムニバス
作品で、作・演出は、満劇の淀川フーヨーハイさ
んとババロワーズの高瀬和彦さん。
出演は、4話すべてで主人公の高瀬和彦さん、同
じくババロワーズからべべさん、満員劇場御礼座
からは、今回の仕掛け人でもある淀川フーヨーハ
イさん他、桂雲呑さん、緑ファンタさん。三俣婦
人会のゴン駄々吉さん、池下敦子さんでした。

第1話の“父、帰ったの?”、デザイン会社を立ち
上げたがあまり上手くいっておらず、夫婦関係も
芳しくない中年の男(高瀬和彦さん)のところに、
子どもの頃に失踪した父親(淀川フーヨーハイさ
ん)が突然訪ねてくる。なんとなく能天気な発言
を繰り返す父親だが・・・妻(べべさん)がいる
時には、姿をくらます。

第2話は“君の声が聞こえる”、夫(高瀬和彦さん)
と妻(池下敦子さん)がリビングでギクシャクし
た会話を交わしていると、突如妻の本音(緑ファ
ンタさん)の声が聞こえはじめる。本音と建前を
聴き分けながら、なんとかハッピーエンドな方向
に話は進んだが、最後に夫の本音(ゴン駄々吉さ
ん)が登場。

第3話は“演劇なんて大嫌い”、演出家(桂雲呑さ
ん)のパワハラに耐えかねて公演一週間前に姿を
くらませた劇団員(高瀬和彦さん)。一緒に出演
する劇団員2人(べべさん・ゴン駄々吉さん)に
説得されるが・・。逃げた劇団員が嫌がった劇中
劇がめちゃ笑えました。

最後の第4話“山田さんの話”は、大雨の水害でハ
ローワークに取り残された相談者(ゴン駄々吉さ
ん)とハローワークの担当者(高瀬和彦さん)、
何故か、担当者の元妻(池下敦子さん)とその再
婚相手(桂雲呑さん)も現れ、じわじわと担当者
が精神的に追い込まれていく。

日常の人間模様を視点を変えて見せる手法やクス
クス笑いの感じは、満劇さん的な雰囲気も有って
非常に面白かったです。

観劇前の腹ごしらえは、劇場と同じ聖天通商店街
にある「溶岩石の窯焼きイタリアン&ピッツア
Tenerezza」さんでマルゲリータをいただきまし
た。
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前菜の窯焼き野菜も美味しかったですし、北海道
産小麦のはるゆたかを低温発酵させた生地を使っ
たピッツアも優しい味わいで美味しかったです。

観劇後は、観劇仲間の方々とお初天神にある「ニ
ューミュンヘン」さんで唐揚げを頬張りました。
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サクサクの衣とジューシーなお肉!めちゃ美味し
かったです。

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圧巻の吹奏楽 [観劇(他)]

今日は、初ドームって感じで京セラドーム大阪に
「カンテレ開局65周年記念 3000人の吹奏楽 フ
ァイナル」を聞きにと言うか見に行ってきました。
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関西で吹奏楽をやっている学生さんたち3000人以
上が一堂に会して、日ごろの練習の成果をお披露
目するイベントで、1961年に「1000人の合同演
奏 春の吹奏楽」として始まったそうですが、残念
なことに、今回が最後と言う事で足を運んだ次第
です(前々から気になていたイベントだったんで
すが、なんとなく忘れてたり、タイミングが合わ
なかったりで見に行けてませんでした)。
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あまりに前の席を取りすぎて(1塁側の前から7列
目)、学生さんたちの一生懸命な表情は見れまし
たが、マーチングのフォーメーションなどの全体
像が把握できず、もっと上から見れば良かったか
な?って感じでした。

出演バンドと演目は、尼崎地区合同バンドの“新た
なる世界への挑戦”、大阪市高校合同バンドの“Sh
ining Smile Show”、泉南地区合同バンドの“未来
へ響け!ふるさとのメロディー”、武庫川女子大学
附属中学校・高等学校の“ロックでファイナル!”、
大阪市立中学校合同バンドの“ドームで時代劇 ア
ゲイン~そしてファイナル”、明浄学院高等学校の
“More Songs 自由に歌を届けたい”、京都橘高等
学校の“元気いっぱい!笑顔いっぱい!夢いっぱい
!京都橘から愛をこめて”、豊能地区合同バンドの
“?(タイミングが合わず演目が撮影できず)”、
淡路地区合同バンドの“淡路の元気届けます ザ・
ファイナル”、早稲田摂陵高等学校の“思い出多き
3000人 憧れの出演者と共に”、近畿大学の“近大
スピリット!!”、滝川第二高等学校の“Take Flight
to the future 未来へ羽ばたけ”、箕面自由学園高
等学校の“ゴールデン・ベアーズ2023 元気・勇気
・笑顔・青春120%「NO LIMIT!」”、大阪府立淀
川工科高等学校の“ありがとう!3000人の吹奏楽”。
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小学生から大学まで、地域ごとや学校ごとに14組
の演奏が行われ、どのチームも素晴らしかったん
ですが、中でも、和なお祭りの曲を披露した泉南
地区合同バンド。水戸黄門からはじまり、大きな
投げ銭が登場した銭形平次に白馬が現れた暴れん
坊将軍とマツケンサンバを演奏して、楽しく会場
を沸かせた大阪市立中学校合同バンド。
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全国区で有名な、オレンジの悪魔の異名を持つ京
都橘高等学校、チアリーディングとドラムが迫力
だった箕面自由学園高等学校、大阪府立淀川工科
高等学校や滝川第二高等学校の演奏は、やっぱす
ごかったです。
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そして、最後は全員がグランドに下りて、合同の
演奏で“アルメニアン・ダンス パートI”や“We Are
The World”を披露。
会場が暗くなり、最後は花火がグルグル回ってフ
ィナーレとなりました。
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いゃ~!めちゃ面白くって、ワクワクしました。
これが最後だと思うと本当に残念です。もっと早
くに見に行ってれば良かった。。。

余談ですが、イベントを見に行く前にAIのbing
さんに「カンテレ開局65周年記念 3000人の吹
奏楽ファイナル」と言うタイトルだけを指定し
て、500字程度のブログの記事を考えてとお願
いして出てきたのが以下の文章です。
bingさん、イベントを見なくても、それっぽい
記事が書けちゃうんだ。。。優秀過ぎだろう!
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私が、500字程度で記事を書くとしたら、以下
のような感じになると思います。

今日、京セラドーム大阪で開催された「カンテレ
開局65周年記念 3000人の吹奏楽ファイナル」に
行ってきました。
このイベントは、吹奏楽を愛する3000人が一堂
に会して、大迫力のマーチングを披露する日本有
数のロングランイベントで、今回が最終回という
ことでした。
会場に入ると、広大なドームに、揃いの衣装を着
た吹奏楽の演者がずらりと並んでいて、圧巻の光
景でした。
司会は関純子さんと堀田篤さん(関西テレビアナ
ウンサー)、出場団体は関西一円の小学生から大
学生までの14団体です。各団体は、自慢の演奏や
マーチングを熱演しました。
私が特に印象に残ったのは、京都橘高等学校の華
麗なマーチングと、近畿大学の迫力ある演奏です。
どの団体も素晴らしくて、吹奏楽の魅力に引き込
まれました。イベント全体の雰囲気は、とても温
かくて感動的でした。
このイベントは、1961年から続いてきた歴史ある
イベントでしたが、今回が最終回ということで、
感謝が溢れていました。「3000人の吹奏楽ファイ
ナル」は、私にとって忘れられない思い出になりま
した。
吹奏楽を愛する皆さんに感謝します。最高のイベン
トをありがとうございました。

以上です。どうでしょうか?
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3年越しの再演で初演 [観劇(他)]

今日は、サンケイホールブリーゼに大人計画の
「ウーマンリブvol.15「もうがまんできない」
を観に行ってきました。
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作・演出は宮藤官九郎さん。
渋谷の路地裏、鄙びたサウナ兼劇場の屋上に集
う、売れないお笑いコンビの沢井理(仲野太賀
さん)と隅田太陽(永山絢斗さん)、謎の芸人
みちる(荒川良々さん)、デリヘル嬢(中井千
聖さん)と店員(皆川猿時さん)。
向かいのマンションのベランダでは、ゲーム会
社の社長木下(宮藤官九郎さん)とその妻ちづ
子(平岩紙さん)、その妻の不倫相手で社員の
西権造(阿部サダヲさん)に同僚で恋人の羽生
(宮崎吐夢さん)がパーティーを開いている。
そして隣のラブホから、デリヘルの客シャーク
(少路勇介さん)が叫ぶ。

2020年、コロナ禍で劇場での公演はできず
無観客配信をやった作品だそうですが、やはり
劇場でやりたいと言う事で再演だけど客前では
初演と言う作品だそうです。

宮藤官九郎さん作と言う事で、ライムの効いた
リズミカルでシニカルな言葉の洪水って感じで
2時間ちょっとを一気に駆け抜けるドライブ感
を堪能しました。
演出なのか?アドリブか?皆川猿時さんの暴走
を出演者さんならびにお客さん皆んなで眺めて
るって感じの際々な雰囲気も楽しませてもらい
ました。

なかなかチケットが取れず、数回の先行抽選や
コンビニなどの限定抽選にも引っかからず、最
後に、劇場の見難い席放出でやっと取れたチケ
ットでしたが、劇場に行ったら、左端の確かに
舞台全体は見難い席でしたが、前から2列目で
まじかに役者さんが見られる最高の席でした!
残り物には福があるとは正にこの事って感じで
した!笑

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7年ぶりのタンゴ [観劇(他)]

昼に佐伯祐三展を観た後、夜は、7年ぶりのタンゴの
コンサートって感じで、石橋阪大前にある貸しスタジ
オ“テアトロ・ルセロ”さんに「TANGO DE MI ALMA
わが魂のタンゴ ロベルト・杉浦&タンゴ・グレリオ」
を聴きに行ってきました。
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ロベルト・杉浦さんの芸人さんばりの身振り手振りの
歌詞解説付きのアルゼンチンタンゴ。
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2016年に守口の文化センター エナジーホールで開催
された“タンゴ・コケータwith ロベルト杉浦”を聴いて
以来ですから、約7年ぶりにロベルト杉浦さんのパワフ
ルな歌声を聴かせてもらいました。(ロベルト杉浦さん
自身も、コロナで、ここ4年間はライブはほとんどやれ
なかったそうなので、久々って感じではありました)
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タンゴ・グレリオは、ギターの米阪隆広さんとバンド
ネオンの星野俊路さん。
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こちらも素晴らしかったです。

タンゴをたっぷり楽しんだ後は、梅田に戻って阪急三
番街にあるうどん屋「うどん 兎麦」さんで海老天カレ
ーうどんをいただきました。
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いりこダシのきいたマイルドなカレーうどん、めちゃ
美味しかったです。

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絵本の世界 [観劇(他)]

天気も良くって暑過ぎず春って感じだった今日は、
谷山浩子さんのコンサート「谷山浩子デビュー50
周年コンサート フィナーレ」を聴きに大阪国際交
流センター 大ホールに行ってきました。
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大阪国際交流センターは、仕事がらみのセミナー
や学会みたいなモノでよく来てましたが、コンサ
ートもやるんだ!って感じでした。
建屋自体がそんな造りになってないのか?会場に
入るのに長蛇の列ができてエライ事になってまし
た。列の最後の方の人って開演ギリギリに会場に
入ったんじゃないのかな?
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そんなこんなで会場に入る前からビックリした谷
山さんのコンサートですが、開演したら谷山さん
ののんびりした雰囲気が会場に広がって、開演前
のバタバタが一気に吹っ飛んだ感じでした。
ピアノとボーカルは谷山浩子さん、シンセサイザ
ーは石井AQさんで、バイオリンは斎藤ネコさん
の3人構成。
先ずは、NHKラジオ深夜便のテーマ曲“同じ月を
見ている”から始まり、セルフカバーで“MAY”と
“テルーの唄”。
続いて、私的には、谷山さんの歌のイメージが一
番強いNHKのみんなのうたで馴染みの“恋するニ
ワトリ”、“まっくら森の歌”、“きみがいるから”。
(MCで谷山さん曰く、“まっくら森の歌”を、
小柳ゆきさんが歌っているらしく、谷山さんの
理想の歌になっているそうです)
この辺りはラジオで聞いてた気がする懐かしの
曲“猫の森には帰れない”、“カントリーガール”、
“窓”などなど。

中入り後の後は、コロナで家にこもっていた時
にDTPで作ったと言う“箱の中にいる”を、谷山
さん自ら作ったカラオケで歌ってくれました。
音源って数百円で売ってるそうで、様々な音が
織り交ざった不思議な世界が広がりました。
そして、人気の投票上位曲や谷山さん自身が好
きな曲が続き“風を追いかけて”、“王国”、“冷た
い水の中をきみと歩いて”、“よその子”など。
“よその子”は中々重い曲です。。。
本編の最後は、人気投票で不動の一位だと言う
“海の時間”。
アンコールでは、“銀河通信”を歌てくれました。

歌も素晴らしかったんですが、間のMCがなんと
も面白くって、ガキの頃の深夜ラジオを思い出
しました。

昼間天気が良かったので、守口市立図書館の開館
3周年記念で開催されている 絵本作家長谷川義史
さんの原画展「長谷川義史 絵本原画展 だじゃれ
むかし むかし 話」を観にちょっくら自転車で行
ってきました。
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長谷川義史さんは、関西ローカルTVでも有名な方
で、名前は知らなくてもその独特の風貌を見たら
あぁ~あの人!って感じで思い出せる方です。

絵本の原画は、新作絵本の「だじゃれむかしむか
し」をメインに「かさじぞう」、「ももたろう」、
「へっこきよめどん」、「さるかに」の原画も展
示してありました。
はっきりした色合いとしっかりした線で描くダイ
ナミックな絵、どこかノスタルジックな雰囲気と、
関西人ならではのユーモアのある親しみやすい作
品ばかりでした。

だじゃれの昔話と言う作品は、例えば、浦島太郎
とかかぐや姫とか昔話のタイトルをだじゃれにし
て絵を添えたと言うモノで、「だじゃれシリーズ」
の第三弾だそうです。無理くりな感じのだじゃれ
も有りましたが、ねずみの嫁入りがねずみのよめ
いびりとか、ちょっとブラックなものも有って、
笑わせてもらいました。

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春の歌声 [観劇(他)]

今日もぽかぽか陽気だった4月最初の日曜日。
心斎橋 PARCO スペース14で開催された遊
佐未森さんのコンサート「遊佐未森 cafe mi
mo Vol.22 ~春爛漫茶会~」を聴きに行って
きました。
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ボーカルはもちろん遊佐未森さん、ピアノ&
アコーディオンの大口俊輔さん、ドラムスの
楠均さんに、ゲストがチェロの越川和音さん
だったので、昨年末に聴いた“SHIOSAI4”の
布陣での演奏って感じでした。
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〝夢みる季節 タルトタタン”や〝潮騒”などニ
ューアルバム“潮騒”からの曲を中心に、カバ
ー曲コーナーでは、ビートルズ“Here Comes
The Sun”、懐かしの昭和歌謡のコーナーでは
遊佐さんと楠さんのオリジナルダンス&大口
さんのずっこけ付きの “アラビアの唄”。
中盤、越川和音さんが加わっての“恋は優し野
辺の花よ”の他、“森とさかな”や“風が走る道”
などなど素敵な曲をたっぷり聴かせてもらい
ました。

途中のMCコーナーでは、昨日の大阪1回目に
桂米團治師匠と弟子の米舞ちゃんが聴きに来
ていた話や生マツケンサンバに感動して涙し
た話。
それに越川さんが昨年末のSHIOSAI4のすぐ
後に東京から藤沢の江島神社まで12時間かけ
て折りたたみ自転車で旅をした(行きは頑張
ったけど筋肉痛が酷くて帰りは、輪行して高
崎線のグリーン車で帰って想定以上の出費だ
った)話など。
また、アンコールでの物販ブラザーズのコー
ナーでは、今回、参加してない西海孝さんが
飛び入りで乱入し、いつものノリの楽しい物
販紹介でした。

それと昨日(4月1日)で、遊佐さんはデビュ
ー35周年だそうです。おめでとうございます。
今年の秋には、35周年記念のツアーも企画し
ているらしいので楽しみです。


コンサートに向かう道すがら、阪急三番街店
にあるうどん屋「うどん 兎麦」さんで腹ごし
らえ。全部のせぶっかけをいただきました。
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海老天、ちく天、とり天、舞茸天、玉子天の
のったコシのあるうどん、めちゃ美味しかっ
たです。

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ケラさんの悲劇 [観劇(他)]

エイプリルフールだからってことでもないでしょうが、
夏を思わせる嘘のような陽気の4月1日。
今日は、近鉄アート館に、劇団ナイロン100℃結成30
周年の公演「ナイロン100℃ 48th SESSION“Don't
freak out”」を観に行ってきました(これは本当)。
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作・演出は、ケラリーノ・サンドロヴィッチさん。
いつものナンセンスな笑いは少し抑え気味に、戦前と
おぼしき時代の閉鎖的な山間の旧家で起こる陰惨な悲
劇の連鎖。人々の愛憎が渦巻き次から次へと事件が起
きる2時間20分って感じでした。
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お屋敷の女中部屋に暮らす姉のくも(村岡希美さん)
と妹のあめ(松永玲子さん)、元精神科医で座敷牢に
暮らす旧主人の天房征太郎(みのすけさん)、征太郎
の弟で現屋敷の主人茂次郎(岩谷健司さん)、奥様の
雅代(安澤千草さん)、大奥様せん(吉増裕士さん)、
お坊ちゃま清(新谷真弓さん)、お嬢様颯子(松本ま
りかさん)、卑屈な警官カブラギ(藤田秀世さん)、
亡くなったあめの婚約者カガミ兼葬儀屋のクグツ(入
江雅人さん)、女中見習いのてる(小園茉奈さん)、
警官など諸々男性(大石将弘さん)、颯子の婚約者で
町長の息子ソネ(尾上寛之さん)、謎の浮浪者(廣川
三憲さん)。
女中姉妹の暮らす女中部屋を舞台にアングラ演劇感の
あるカオスな悲劇が繰り広げらました。
いつもの様にプロジェクションマッピングも効果的に
使われサスペンス感が漂ってました。
面白かったと言う表現には合わないストーリーではあ
りましたが、たっぷり怖い世界を楽しませてもらいま
した。

公演が終わって会場を出ると、物販コーナーの方から
聞き覚えのある声が響いていて、チラッと見るとケラ
さんご本人がグッズ販売をしてらっしゃいました。
30周年記念で大きなことやるぞって感じでもなく、会
場の規模も含めて、30年前を思い出しながら楽しんで
いるなぁ~って雰囲気でした。

新しくなってずいぶん経っての初近鉄アート館でした
が、小劇場観があってめちゃ良かったです。お尻の痛
くなる椅子も含めて。。。苦笑

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