大阪でもアート [美術館]
芸術の秋の勢いは止まらない!って感じで、今日は大阪で行われているアート祭へ。
先ずは、中之島の大阪市中央公会堂で開催中の“咲くやこの花芸術祭2013”に出
向いて、小集会場室で行われた講演会「やなぎみわ×後藤靖香 現代美術家アート・
トーク「記録_物語」」を聴講。
平成11年に咲くやこの花賞を受けたやなぎさんと平成24年に受賞した後藤さんに
司会はアートプロデューサーの原久子さん。
先ずは、後藤さんが作品を紹介しながら、それを描いた背景やプロセスなどを解説。
北加賀屋の名村造船所大阪工場跡地(クリエイティブセンター大阪)に展示されてい
る“床書キ原寸”を例にあげ、展示する会場を見て、その場所が床に船のパーツの
原寸大の設計図を書く施設だったところから着想し、関連資料を調べつくし自分の
中でその蓄積した情報を爆発させるように描いたのが、床にはいつくばって製図を
している二人の男性の絵だそうです。
講演後の足で現物を観に行きましたが凄い迫力です。調べた資料は、作品を観に
来た人に手書きの解説書という形で配るそうです。
やなぎさんは写真作品のイメージが強いんですが、最近は演劇を中心に活動をされ
ていて、その紹介を中心にお話をされました。曰く、演劇にも制服の案内嬢(写真の
エレベーターガールのような)が出てきて作品の進行をするような場面があるそうで
す。また、少しだけ映してくれた美術館で制服の案内嬢がデュシャンの作品を見世
物小屋の口上のように解説する動画は面白かったです。
お二人とも感覚的にエイヤァ~!と作品を作るのではなく、題材の周辺情報まできっ
ちり調べきって、それを形にする感じが似ていて非常に興味深い話でした。
やなぎさんが後藤さんの作品をメディア的だと評したのも印象的で、情報が詰め込ま
れていることとサイズ感が曖昧で大きいのか小さいのか分らないあたりで、そう感じ
るそうです。
お二人の講演を聴いた後、やっぱり作品を観なくちゃって感じで、北加賀屋の名村造
船所大阪工場跡地(クリエイティブセンター大阪)まで足を伸ばしてみました。
咲くやこの花賞受賞者の展示“みなとの物語”と、ちょうど同時開催で“すみのえアート
・ビート”と言うイベントも行われていました。
建屋1Fには三宅砂織さんの「声の人々は、私はふたたび聞く。」と言う絵のような写
真のような不思議な作品が家具の上に展示され幻想的な雰囲気を漂わせていました。
2Fにはパラモデルさんのドローイングの作品と「巨大な少年の建設計画(腕部)」と言
う設計図のような作品が展示してあります。
3Fにはフランス新鋭作家のローラ・ルブーさんとエンリケ・ラミレスさんの作品が展示し
てありました。
そして、4Fに先に講演を聴いた後藤靖香さんの「床書キ原寸」が展示してあります。
この床で実際に製図をしていたのか!(現在はCADで書くのでこう言う作業は無いそ
うです)なんて思いながら眺めさせてもらいました。もちろん、手作りの解説書もありま
した。
もう一つの展示は、淀川テクニックさんの津波で流された防風林の松の木で創った作
品「若林100年ブランコ」は、“すみのえアート・ビート”の会場に設置させていました。
ホフマンさんのラバーダックも展示される予定だったみたいですが、輸送中に破損した
と言うことで、萎んだままドナドナのように荷馬車に揺られて倉庫に去っていきました。。
残念!(代わりにおもちゃで雰囲気だけでも・・)
※家に帰ってから知ったんですが、アヒルちゃん浮かせて移動させている時に橋げた
に頭をぶつけたみたいですね!かわいそうに。。。
代わりでもないですが、おおさかカンヴァスプロジェクトで描かれたb.(ビードット)さん
の「b.friends on the wall」の仁王立ちした巨大キャラを楽しませてもらいました!
駅に帰る途中、住之江で北アルプスの峰々を発見!白馬、乗鞍、穂高が並んでいま
した!(笑)
本日、講演会前の腹ごしらえで食べたのは、西天満にあるカレー屋「もりやま屋」さん
の“野菜カレー”。
ゴロゴロと大きめの野菜たっぷりでスパイシーだけど辛さは控えめ、めちゃ美味しい!
先ずは、中之島の大阪市中央公会堂で開催中の“咲くやこの花芸術祭2013”に出
向いて、小集会場室で行われた講演会「やなぎみわ×後藤靖香 現代美術家アート・
トーク「記録_物語」」を聴講。
平成11年に咲くやこの花賞を受けたやなぎさんと平成24年に受賞した後藤さんに
司会はアートプロデューサーの原久子さん。
先ずは、後藤さんが作品を紹介しながら、それを描いた背景やプロセスなどを解説。
北加賀屋の名村造船所大阪工場跡地(クリエイティブセンター大阪)に展示されてい
る“床書キ原寸”を例にあげ、展示する会場を見て、その場所が床に船のパーツの
原寸大の設計図を書く施設だったところから着想し、関連資料を調べつくし自分の
中でその蓄積した情報を爆発させるように描いたのが、床にはいつくばって製図を
している二人の男性の絵だそうです。
講演後の足で現物を観に行きましたが凄い迫力です。調べた資料は、作品を観に
来た人に手書きの解説書という形で配るそうです。
やなぎさんは写真作品のイメージが強いんですが、最近は演劇を中心に活動をされ
ていて、その紹介を中心にお話をされました。曰く、演劇にも制服の案内嬢(写真の
エレベーターガールのような)が出てきて作品の進行をするような場面があるそうで
す。また、少しだけ映してくれた美術館で制服の案内嬢がデュシャンの作品を見世
物小屋の口上のように解説する動画は面白かったです。
お二人とも感覚的にエイヤァ~!と作品を作るのではなく、題材の周辺情報まできっ
ちり調べきって、それを形にする感じが似ていて非常に興味深い話でした。
やなぎさんが後藤さんの作品をメディア的だと評したのも印象的で、情報が詰め込ま
れていることとサイズ感が曖昧で大きいのか小さいのか分らないあたりで、そう感じ
るそうです。
お二人の講演を聴いた後、やっぱり作品を観なくちゃって感じで、北加賀屋の名村造
船所大阪工場跡地(クリエイティブセンター大阪)まで足を伸ばしてみました。
咲くやこの花賞受賞者の展示“みなとの物語”と、ちょうど同時開催で“すみのえアート
・ビート”と言うイベントも行われていました。
建屋1Fには三宅砂織さんの「声の人々は、私はふたたび聞く。」と言う絵のような写
真のような不思議な作品が家具の上に展示され幻想的な雰囲気を漂わせていました。
2Fにはパラモデルさんのドローイングの作品と「巨大な少年の建設計画(腕部)」と言
う設計図のような作品が展示してあります。
3Fにはフランス新鋭作家のローラ・ルブーさんとエンリケ・ラミレスさんの作品が展示し
てありました。
そして、4Fに先に講演を聴いた後藤靖香さんの「床書キ原寸」が展示してあります。
この床で実際に製図をしていたのか!(現在はCADで書くのでこう言う作業は無いそ
うです)なんて思いながら眺めさせてもらいました。もちろん、手作りの解説書もありま
した。
もう一つの展示は、淀川テクニックさんの津波で流された防風林の松の木で創った作
品「若林100年ブランコ」は、“すみのえアート・ビート”の会場に設置させていました。
ホフマンさんのラバーダックも展示される予定だったみたいですが、輸送中に破損した
と言うことで、萎んだままドナドナのように荷馬車に揺られて倉庫に去っていきました。。
残念!(代わりにおもちゃで雰囲気だけでも・・)
※家に帰ってから知ったんですが、アヒルちゃん浮かせて移動させている時に橋げた
に頭をぶつけたみたいですね!かわいそうに。。。
代わりでもないですが、おおさかカンヴァスプロジェクトで描かれたb.(ビードット)さん
の「b.friends on the wall」の仁王立ちした巨大キャラを楽しませてもらいました!
駅に帰る途中、住之江で北アルプスの峰々を発見!白馬、乗鞍、穂高が並んでいま
した!(笑)
本日、講演会前の腹ごしらえで食べたのは、西天満にあるカレー屋「もりやま屋」さん
の“野菜カレー”。
ゴロゴロと大きめの野菜たっぷりでスパイシーだけど辛さは控えめ、めちゃ美味しい!
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