イブに落語

クリスマスとは思えないくらい暖かかった今日は、出張で三重と名古屋をめぐり、
思ったより早く仕事が終わったので、そそくさと大阪に戻って、そのまま環状線
で鶴橋に出向き、雀のおやどで南天さんと紅雀さんの落語会「べにてん」を聴
いてきました。
  
今日の演目、紅雀さんは“八五郎坊主”。親兄弟は無し、奥さん子どもも無しで、
家も仕事も無く、それを何とかしようと言う知恵も無いという、かわいそうなくらい
のんきな設定の八五郎が、甚兵衛さんの紹介でお坊さんになると言う話なんで
すが、紅雀さん演じる八五郎の風情に大笑いさせてもらいました。

そして、次の南天さんは“三題噺”で、会場からのお題は、猫、焼売、餅つき。
それもその場で受け、高座に座ったまま即興で噺しにするというモノ。こちらの
方もちょっとドキドキしながら、年末にぴったりの内容を楽しませてもらいました。

中入り後は、いつものように会場のアンケート（①来年の目標、②あなたの今
年の流行語）をお題に、九州のおすすめの場所や落語会のギャラの話などな
ど、お二人のトークを楽しませてもらいました。

落語前の腹ごしらえは、鶴橋にあるうどん屋「めん処 七福亭」さんの野菜天カレ
ーうどん。

最近、雀のおやどさんでの落語会のときは、ここのカレーうどんばかり食べて
いるような気もしますが、めちゃ美味いんですよ。