京阪沿線の秋とアート

今日は天気も良くてぽかぽか陽気。大阪では大阪マラソン
をやってたし、京都あたりは紅葉のお客さんでエライ事に
なってるんだろうな！なんて思いながら、特急以外はそん
なに混んでない京阪電車に乗って、混んでない沿線の秋の
風情とアートを楽しんできました。

先ずは、毎年楽しみにしている守口駅の近くにある蓮如上
人ゆかりの難宗寺さんの大銀杏の紅葉と言うか黄葉。
  
  
樹齢約400年の巨木、この時季、空を覆うような紅葉が楽
しめたんですが、昨年の台風でかなり枝が折れスカスカ状
態、迫力は減りましたが、今年も元気にたくさんの葉を色
づかせてくれました。なんだか元気をもらった気がします。

そして次は、御殿山生涯学習美術センターで開催している
アトリエ美術館 vol.23の「うつしがたり 小出麻代展」を
観に御殿山へ。
  
小出麻代さんは、ガラスや鏡、電球、紙片などでインスタ
レーションを創る方だそうで、今回は、タイトルになって
いる“うつしがたり”と言う小出さんの造語になぞらえ、会
場である御殿山界隈で取材を重ね、人々が語った思い出や
写真、古地図などをモチーフに、どことなくノスタルジッ
ク雰囲気のインスタレーションが創り上げられていました。
 
  
 
  
  
  
小さな透明の家々の底にひかれた写真が見え隠れする風情
が素敵でした。

アートの後は、御殿山生涯学習美術センターの隣にある御
殿山神社に参拝。
 
  
  
神社横の公園の楓もきれいに色づいていました。

ちょうど御殿山で時分時になったので、駅の近くにある人
気のうどん屋「手打ちうどん 団平」さんで、カツカレーう
どんをいただきました。
  
適度にスパイシーでとろみのあるカレーの汁のかかったう
どん、カツはサクサクでボリュームもあってめちゃ美味し
かったです。

最後は、くずはモールの南館ヒカリノモール1F SANZEN-
HIROBAで、今日までやっていた絵画展「口と足で表現す
る世界の芸術家たち」を覗いてみました。
  
  
色々な事情で手の自由を失った世界各国の方々が、口や足
に絵筆をとり丹精を込めて描いた絵画、50点あまりが展示
してありました。リハビリで描いているというようなレベ
ルではなく、口だ足だと言われなくとも素敵な絵だなと思
えるような作品が並んでいました。
  
  
  
  
手が自由でも絵が自由に描ける訳ではないので、才能と言
うのは不思議なものですね。

ぽかぽかでしたが、暦の上では今日から師走。晩秋と言う
より初冬ですね。