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瀬戸芸2019夏<小豆島(土肥山、中山)>

あまりの暑さとお盆休みの間は混んでるかな?と思いなが
ら二の足を踏んでいたんですが、お盆休みも終わり、なん
だか都合良く暑さも若干和らぎ、瀬戸内国際芸術祭2019の
夏会期も明日で終わりってことで、今日は小豆島に行って
きました。

春から三たびの小豆島。今回も姫路港から1時間半ほどフェ
リーに揺られて福田港に到着。
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フェリー乗り場のチケット売り場で売っているオリーブバ
スの一日乗車券(1000円)を買って路線バスでのアートめ
ぐり開始。
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バスを乗り継いで、先ずは、土肥山・中山にある王文志(ワ
ン・ウェンチー)さんの竹の秘密基地“小豆島の恋”。
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王文志さんの竹の作品は好きなんですが、前回の芸術祭では
タイミングが合わずに見れずじまいだったので、今回は是非
ともと思った次第です。美しい棚田を見上げるように設置さ
れた竹のドームの中は爽やかな風が通り抜けていました。

そして、廃校になった小学校のプールを、ジャコモ・ザガネ
ッリさんが素麺箱のプランターを使って庭園にリノベーショ
ンした“フルイーレ”。
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高学年用と低学年用の大小のプールや足洗い場などなんだか
懐かしい思い出がこみ上げてきます。

齋藤正人さんの特撮ヒーローが守る猪鹿避けの石積み“猪鹿
垣の島”を拝見。
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石積みのピラミッドの上の小さなお城がカワイイ!

中山と土肥山の農村歌舞伎の舞台では、24日と25日に上演
する“トラと呼ばれたサル”と“サナトリウムの春”と言う演劇
の稽古&準備中でした。
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山間の棚田の風情と小さな神社に隣接する農村歌舞伎の舞台
の風情がなんとも素敵です。

そして、昼ごはんは中山にある古民家カフェ「こまめ食堂」
さんでそうめん定食をいただきました。
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小豆島名物のシコシコの素麺とふっくら棚田米のおにぎり、
めちゃ美味しかったです。食材が良いのはもちろん、水が美
味しいからかなって気もします。

そして、春会期の時にも立ち寄ったんですが、装置の不調で
見られなかった醤の郷にある朱哲琴さんの鐘の音の波紋を見
る“鐘舎(Bell Shelter)”を拝見。
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暗い倉庫の2箇所に置かれた磬子を鳴らすと水が揺れて中央
の装置に模様が浮かび上がって幻想的な雰囲気でした。

同じ醤の郷で夏から展示が始まって是非見たいと思っていた
ハンス・オプ・デ・ビークさんの灰色の世界“静寂の部屋”も
覗いてみました。
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灰色の醤油樽の椅子の置かれた灰色の庭では灰色の子供たち
が遊び、灰色のピアノと本棚、その横には灰色の僧侶が瞑想
する灰色の蓮の池、色の無い部屋にはメメント・モリの世界
が広がっていて、思っていた以上に凄かったです。

これで、私の瀬戸芸夏はおしまい!坂手港からジャンボフェ
リー(猫仕様?)にのって、肉うどんをすすりながら神戸に
戻りました。
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9月28日からはじまる秋会期では、楽しみにしている西の島
と瀬戸芸の本丸って感じの直島(混んでいるので微妙に避け
ている)に挑みます!

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