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大人の遠足(奈良 第3弾) [観光]

3連休の最終日。今日は、いつもお世話になっている梅田の
パイルドライバーの常連さんたちと、第3弾になる秋の奈良
散策に行ってきました。
回を増すごとに参加者が増え、今回は、総勢20名で、秋晴
れの中、薬師寺と唐招提寺をめぐりました。

近鉄に乗って奈良に向かい、散策前の腹ごしらえって感じ
で、集合場所である西ノ京駅への乗り換え駅大和西大寺の
構内にあるカフェ「幡INOUE」さんで、ひよこ豆のキーマ
カレーの昼ごはん。
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ホクホクのひよこ豆ともちもちの古代米が美味しい!

そして、西ノ京駅に集まって、2班に別れ、ボランティア
ガイドさん2名と一緒に、薬師寺へ。
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薬師寺は、元々は藤原宮で創建され、平城遷都にともなっ
て今の地に移されたお寺だそうで、非常に古いお寺ですが、
近年、修復と改修が行われ(今も国宝の東塔が修復中)、赤
と緑が鮮やかな、ある意味、創建当初の華やかな寺院の風情
を感じられる伽藍だったりします。
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ガイドの方はいましたが、餅は餅屋って感じで、薬師寺のお
坊さんの笑いも交えた薬師寺の紹介説法を拝聴。
奈良時代の寺とざっくり捉えていた法隆寺、薬師寺、東大寺
は、それぞれ飛鳥、白鳳、天平と150年ほどの時間軸で建て
られた寺であることから、建築様式などもぞれぞれの文化背
景が色濃く繁栄されていることや、ご本尊の薬師瑠璃光如来
にちなんで、健康とは健体(すこやかな体)と康心(やすら
かな心)の状態のことで、心で仏を思い良い行いをすること
が、健康につながると言う話を聞かせてくれました。

薬師寺の伽藍をめぐる前に、神仏習合と言うことで薬師寺を
守る神様、休ヶ岡八幡宮に参拝。ここには国宝の三神像(僧
形八幡神、神功皇后、仲津姫命)が祀られているそうです。
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再び、南門から薬師寺に入り、これまた国宝の薬師三尊像が
祀られる中央の鮮やかな金堂、左右には修復されて色鮮やか
な西塔と修復中でシートに覆われた東塔が鎮座し、荘厳な雰
囲気に漂われていました。
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東院堂に祀られた足の透けた薄衣の風情が美しい国宝の聖観
世音菩薩像も拝見。
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そして、玄奘三蔵院伽藍・大唐西域壁画殿では、平山郁夫画
伯の描いた玄奘三蔵がたどったシルクロードの道を堪能する
こともできました。
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薬師寺をあとにして、次は鑑真和上が建立した唐招提寺へ。
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南大門をくぐって目の前に見える金堂は、奈良時代の建物と
して残る唯一の金堂だそうで、その裏にある講堂は平城宮を
移築したものと言うこと。古色による時代の流れも含めて奈
良時代を感じることのできる建物でした。
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金堂には、廬舎那仏坐像、薬師如来立像と本当に手が千本あ
りそうな千手観音立像(破損したのか千本にはちょっとだけ
足りないみたいですが・・)が祀られています。

裏手の開山堂には、国宝である鑑真和上像の御身代わり像が
飾られ、本物は、6月5、6、7日の3日間だけお目見えするそ
うです。
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境内の一番奥に鑑真和上御廟があり、苔で覆われた木立の道
の先の御廟は、この季節に落ち葉一つ無く掃き清められ、張
り詰めたような、厳かな空気に覆われていました!凄いです。
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第3弾となる奈良散策の薬師寺と唐招提寺。境内からお寺の
建物以外が目に入らない風情に、古人も同じ風景を見てたん
だろうかと思いを馳せた1日でした。楽しかったです。

奈良散策の後は、西ノ京近くの「田舎料理 大和棟 草ノ戸」
さんで食事会。
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山くらげの酢味噌和え、お造り、鴨鍋、メレンゲののった鰆
の白い焼物、天ぷら、古代米、生姜シャーベット。
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鴨鍋で身体も温まったし、どの料理も美味しかったです。

今回も企画や準備など、モリご夫妻とタカダ先生には諸々お
世話になり、本当にありがとうござました。感謝、感謝です。

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