関西重伝建巡り(近江八幡市八幡) [観光]
ている芸術祭“BIWAKOビエンナーレ”を観に来たついでという感じになってし
まいました。
この場所は、古い商家が残っていて時代劇のロケ地としてもたびたびテレビに
登場するので、ご存知のかたも多いと思いますが、そんな時代劇っぽい建物ば
かりではなく、W.M.ヴォーリズの建築が残る町としても有名で、和洋の風情を
楽しめます。
久々に夏の九州 [観光]
こともないなって感じで、夏場に九州に行くことは仕事以外では無かったので、
久しぶりの夏の九州です。
博多で“特急かもめ号”に乗り換えて佐賀に向かいます。JR九州では最近“な
なつ星”が話題ですが、それ以外にも目的地別に特徴的な特急が沢山走って
いて、この“かもめ”も、外観も内装も凝っていて、シートも革張りで心地良い!
(こんな特急も走ってます)
車窓に広がる田園風景と秋の気配を感じる雲を眺めながら一路目的地へ。
少し早めに到着したので、昼ごはんでも食べようと、昔、松原神社横にあって、
いったん閉店し、もとの店の少し北に移転していた佐賀ラーメンの店「一休軒」
さんで、汗だくでラーメンをすすりました!
こんな味だったかな~?なんて記憶を探りながら、少し濃い目に変わったよう
な気がするラーメンを食べさせてもらいました。
そして、佐嘉神社と松原神社に参拝。さすがに伊万里焼など陶磁器で有名な
県だけあって、境内には奉納された白磁の鳥居や灯籠なんてモノが置いてあ
りました。
用事を済ませて、佐賀での晩ご飯は、有明海の珍味?ムツゴロウの蒲焼き!
見た目もかなりグロテスクですし、骨ばっかりであんまり食べるところも無いん
ですが、食べるとけっこう美味しい!とは言え、まぁ~!珍味って感じですね。
もともと黒っぽい魚なので、パッと見た感じ焦げて炭みたいですが、味はそん
なに濃くはないです。
今日は、朝から雨が強く降っていたので、早めに大阪に戻ろうと、昼ごはんに
鳥栖駅の駅弁屋「中央軒」さんの名物の“焼麦(しゃおまい)”買って、そそくさ
と九州をあとにしました。
なにも付けなくても美味しいシュウマイですが、酢醤油を付けてあるのが九州
って感じです。
九州では、肉まんにも酢醤油を付けて食べるんですよね~。私もですが・・。
堺散策 [観光]
快晴で爽やかな日曜日。本日は、大人の遠足って感じで、梅田のパイルさんの
常連さんたちと堺散策。
南海本線七道駅に集合し、ガイドの小野さん(なぜか宮城出身!)を待つ間、駅
前にある河口慧海の銅像を見ながらパイルご店主夫人の解説を聴講。河口慧
海は明治時代、鎖国状態のチベットに単身おもむき、チベット仏教を日本に紹介
した人物であることを知る!程無く、小野さん登場。
そして、小野さんに引率され、駅前で話しをしていた河口慧海ゆかりの寺子屋「清
学院」へ。
寺子屋の字の如く、不動明王を祀ったお堂の奥座敷に小さな机を並べて子供ら
が勉強していた風情がなんとも愛らしい雰囲気でした。寺子屋の方が今では耳
馴染んでいますが、寺子屋と呼ぶのは関西で、武士が先生をやっていた江戸で
は、手習指南所というお堅い呼名を使うことが多かったそうです。
そして、次は、堺といえば、包丁か鉄砲って感じで「堺鉄砲館」と「鉄砲鍛冶屋敷」。
堺鉄砲館では館長さんに解説をしてもらいながら、実際に火縄銃を持たせてもら
いました。が、想像以上に重くてビックリ!あんなモノ抱えてよく戦なんぞしてたな
と、ある意味感心しました。鉄砲鍛冶屋敷の方は、私有地ということで特定の公
開日にしか開いていないそうで、今回は外から眺めただけでした。
次は、江戸時代初期に建築されたという「山口家住宅」。昔の堺の繁栄を感じる
ことのできる建物です。
間口はそんなに広くないんですが奥に長く、中に入ると大きなへっついのある土
間に隣接するように座敷が並び、茶室や土蔵や庭なども設えてある素晴らしい
住宅でした。
豪華な家を見た後は、蓮如上人ゆかりの本願寺堺別院と門前の堺県庁址とい
う石碑を見ながら、堺って県だったんだ!なんて思いながら大蘇鉄で有名な「妙
國寺」へ。
この大蘇鉄は樹齢1100年といわれ、信長が安土城に移したけど、堺に帰りた
いと毎夜泣き、信長が怒り切り倒そうとしたけど、切り口から鮮血を流し大蛇の
ごとく苦しむのを見て、妙國寺に返したという伝説の樹だそうです。
ここでは、蘇鉄の他に、土佐藩士が切腹させられた“堺事件”も有名で、宝物室
には、切腹の時に使った刀や血染めの三方が展示してあり、寺の前にはお墓も
あります。
ここらでちょっと一休みって感じで、「かん袋」さんで名物のくるみ餅を買って、近
くの公園で糖分補給!
素朴な甘さに疲れが癒されました。お店で食べられるかき氷のせくるみ餅も美味
しそうでしたよ。
お餅でひと息入れた後は、ちんちん電車(阪堺線)で移動し、沢庵和尚が再建し、
三好一族の墓、千家一門の墓、なぜか?家康の墓(大阪では家康は夏の陣で
討ち死にしたことになっています!)まである、堺の歴史と文化を凝縮したような
「南宗寺」に参拝。
( ↓ これが家康の墓・・だそうです)
上記の墓の他に、織部好みといわれる枯山水、マリア様ではないかといわれる
石仏、仏殿には狩野信政の八方睨みの龍などが楽しめます。
最後は、ほんのさっきまで“第17回 ツアー・オブ・ジャパン 堺ステージ”が開催
されていた「自転車博物館サイクルセンター」と「仁徳天皇陵」。
緑のバリケードがレースの残り香を感じさせてくれます!
サイクルセンターには、古い自転車やミルク運び用など珍しい自転車から、最
新のレース用の自転車まで、数多くの自転車が展示してあり、自転車好きには
たまらない場所です。
そして、「仁徳天皇陵」の前に移動し、皆で記念写真を撮って、私はその足で、
博多出張に向かいました。(他の方々は、美々卯でうどんすき・・羨ましい~!)
2011年の5月21日に、ナオミさんが改修に携わった大安寺を拝観しに行った
時に巡った堺でしたが、今回、案内の小野さんの解説を聞きながら巡ることが
できて、グッと知識が深まった感じで、楽しかったです。ありがとうございました。
そして、諸々の段取りをして下さったMご夫妻にも感謝です。
関西重伝建巡り(湯浅町湯浅) [観光]
GWなので、ここのところカメラを片手に巡っている“重要伝統的建造物群保存
地区”に一ヶ所位は行っておきたいと思い立ち、和歌山で一ヶ所だけ重伝建地
区に指定されている湯浅に行ってきました。
カメラは、いつものようにSONY NEX-5だったんですが、レンズは今回、NEX-
5にオリジナルで付いていた16mmパンケーキレンズ(F2.8)を使ってみました。
普段28mmを使っているので16mmは広過ぎてちょっと違和感はありましたが、
町並みを撮るにはイイ感じでした!
GW湯浅散策 [観光]
伝統的建造物群保存地区の地、湯浅に行ってみました。
天王寺駅から“特急くろしお”で、和歌山に向かいましたが、さすがにGWってこと
で指定席は満席で自由席も通路まで人があふれていました!
そんな混んでる特急とは和歌山でおさらばして、各停でのんびり湯浅へ。
湯浅駅に降り立ち、時分時にはちょっと早かったんですが、重伝建地区をめぐる
前に、腹ごしらえをしようと、駅前にある「かどや食堂」さんで名物の“生しらす丼”
を頬張りました。
ほのかに磯の香りのする生しらす!めちゃ美味しかったです。
お腹も膨れたところで、湯浅散策開始。町の中に熊野古道がはしっていて、その
道をしばし歩くと大きな道標が現れ、道標を左に折れると、深専寺と安政南海大
地震と津波被害の様子を刻んだ“大地震津波心得之記碑”が立っていました。
そこを過ぎると目的の重伝建地区、湯浅と言えば醤油って事で、醤油の香り漂う
老舗の醤油醸造“角長”を中心に、昔は醤油の積み出しふ頭だった大仙堀、“も
やしありま寸(もやしとは種麹のこと)”の看板が揺れる麹資料館、金山時味噌の
暖簾がかかる太田久助吟醸、古い銭湯を利用した資料館“甚風呂”などなど風
情のある建物が多数残してありました。
それぞれの家の格子には、街角ギャラリーよろしく古い道具などが飾り付けられ
ていて目を楽しませてくれます。
休憩所で冷たいお茶をいただきながら地元のお母さん達としばし歓談などしなが
ら、ゆっくり古い町並みを楽しんだ後は、「立石茶屋」さんで紀文みかん船と言う
お菓子とほうじ茶ラテでひと休み。
そして、角長さんのもろみペースト“醤”と、味の屋醸造丸新さんの“金山寺味噌”
をお土産に買って、大阪に戻りました。(早速、金山寺味噌を食べたんですが、め
ちゃ美味しかったです!)
帰りの列車は空いていて余裕でうたた寝しながらの帰宅と相成りました。
早春の嵯峨野散策 [観光]
ぽかぽか陽気の日曜日。花粉もヤマ場を向かえ気持ち的には外には出たくない
けど、やはり天気が良いと身体が外に向きます。ってことで、本日は、関西重伝
建(重要伝統的建造物群保存地区)巡りの一環で、京都嵯峨野に行ってきました。
混み混みのJRに揺られること約1時間、嵯峨嵐山駅に到着(JRでここに来るのは
何年ぶりだろう)!
とりあえず散策前に腹ごしらえをしようと、駅近くにある洋食屋「洋食 西原」さんで
“カジキマグロのフリッターランチ”をいただきました。
たっぷりのかぼちゃのスープに前菜とメインのカジキマグロのフリッター、若いご
店主さんが丁寧に作る料理は、どれもめちゃ美味しかったです。白ご飯に壬生菜
と赤カブの漬物が付いてるのが、また、嬉しい!
お腹もふくれたので、さっそく散策開始、先ずは「嵯峨釈迦堂(清涼寺)」、朱色の
仁王像が印象的で荘厳な仁王門をくくって本堂に参拝。
清涼寺の境内を横切りちょっと歩くと、阿弥陀如来と釈迦如来の二尊を安置する
「二尊院」が見えてきます。
門を入って長い紅葉の馬場の先に見える白壁の中に、本堂と九頭竜弁財天堂な
どが配置されています。
二尊院近くの畑の中にあるの藁葺きの家が、松尾芭蕉も訪れたという江戸時代の
俳人向井去来の草庵跡「落柿舎」です。風情あります。
愛宕山の方へ少し歩くとお目当ての「重伝建地区」に入ります。
この地区のメインはやはり「化野念仏寺」。
石仏・石像約8,000体が並ぶ西院の河原や裏山の竹の小径が素晴らしい!
大好きな寺の一つです。
駅に戻る道すがら、小腹が空いたので、清涼寺の仁王門横にある茶店「嵯峨嵐山
総本家 大文字屋」さんに立ち寄って名物の“あぶり餅”をつまみました。
あぶった白味噌の風味がなんとも素朴で美味しい!
久々の嵯峨野散策、季節外れで観光客も疎らだったので、静けさ漂う嵯峨野の風
情を楽しむことができました。
関西重伝建巡り(京都市産寧坂) [観光]
区”です。そんな目でしみじみとこの界隈を見たことは無かったですが・・・。
なにはともあれ、人垣を掻き分けながら、写真を撮ろうとしたんですが、どこにカ
メラを向けても人の顔が写り込む!色々難しい場所でした。
関西重伝建巡り(京都市祇園新橋) [観光]
だんとつに多く、この祇園新橋も何回も来てる場所ですが、今回、改めて見つ
めてみました。
少し残った紅葉が、秋の賑わいの名残を感じさせながらも、師走の空気が漂
う白川の流れに、祇園発祥の地は静かに佇んでいました。
関西重伝建巡り(神戸市北野町山本通) [観光]
すっかり滞っていた、関西で指定されている“重要伝統的建造物群保存地区”
めぐりを再開!
今日は、神戸の山間に点在する洋館の風情が素敵な「神戸市北野町山本通」
に行ってきました。神戸のメジャー観光スポットなので、とやかく説明はいらない
と思いますが、来月からクリスマス月に入るということで、洋館にはサンタの人
形が飾られ、華やかな雰囲気を漂わせていました。
そして、この時にしか使わなくなったSONY NEX-5+CANON LENS 28mm
1:2.8(L)の登場!(汗)
さらに北へ [観光]
会津若松に行ってみました。
郡山から秋晴れの磐梯山を横目に見ながら列車は走っていたんですが、会津
に入ると一気に気候が変わった感じで深い霧。
まいったなぁ~!なんて思いながら、会津若松駅についてレンタサイクルを借り、
シコシコ自転車を漕いで飯盛山にたどり着いた頃には霧も晴れはじめ、白虎隊
の自刃の地から鶴ヶ城を薄っすら望むことができました。
そして、飯盛山では、もう一つの名物(?)のさざえ堂にもグルグルと上って下っ
て楽しませてもらいました。
飯盛山の後は、八重の桜で大砲をバンバン撃ち込まれていた鶴ヶ城へ。
城は昭和に再建されたものですが、銀杏や楓がキレイに色づいて華やかな雰
囲気を添えていました。(昔、同じくらいの時季に鶴ヶ城を訪問したことがあり、
同じ木が同じように色づいているのを見て、妙な懐かしさを感じました。)
福島に入ったあたりから駅と言わずいたるところが“綾瀬はるか”だったんで
すが、会津若松は町中が“綾瀬はるか”って感じ!(まぁ~!綾瀬はるかさん
は好きだから、なんにも問題は無いですが)
づくし。ざるそば、鰊の山椒漬け、ぼうだら、こづゆ、まんじゅうの天ぷら。
鰊の山椒漬けめちゃ美味しい!下戸なのでイメージだけですが、日本酒に合
いそうでした。
会津若松を楽しんだ後は、ラーメンを食べに(ついでに蔵も見に)喜多方にも
足を伸ばしました。
水曜日は、ほとんどのラーメンが定休日でラーメン巡りはできませんでしたが、
開いていた「浜町食堂」さんでラーメンをすすりました。
醤油の風味のきいたシンプルなラーメン、美味しかったです。
これで帰ったら本当にラーメンを食べに来ただけになるので、しばし蔵めぐり、
有名な蔵造りの安勝寺や酒蔵はもちろん、普通の商店も蔵造りが多く、ことの
ほか蔵めぐるも満喫しました。
そして、夕暮れのローカル線の揺れとおばあちゃんの話す地元の方言の心地
良いリズムを楽しみながら、さらに北に向かって仙台へ。
楽天イーグルスの日本一で盛り上がる仙台での晩ご飯は、昨年、塩釜の本店
にうかがった「すし哲」さんでにぎり寿司とめぬきのアラ汁をいただきました。
寿司が美味しいのはもちろんのこと、初めて食べためぬき(深海魚だそうです)
濃厚な出汁がでてトロトロの食感、めちゃ美味しかったです。