播磨のサイエンス八重桜 [観光]
総合研究センターのSPring-8(Super Photon Ring - 8GeV:大
型放射光施設)とSACLA(SPring-8 Angstrom Compact Free
Electron Laser:X線自由電子レーザー)の施設公開を見に行って
きました。
施設の公開は無料で、登録さえすれば誰でも自由に見ることができ
るんですが、いかんせん施設の場所が兵庫の山の中なので、姫路か
ら出るバスツアーに参加しました。(ツアーと言ってもお弁当付き
の直行バスってだけで、中を案内してくれる訳ではないですが・・)
40分ほどのバス移動で現地に到着。到着後、それぞれの名前の入っ
たリストバンドと施設の案内書をもらい、見学前の腹ごしらえって
感じでお弁当をいただきました。
お腹も膨れたところで、先ずは、SPring-8の方へ。周囲1.5kmの
ドーナッツ状の施設ですが、規模がデカ過ぎて逆に大きさが実感で
きない!
中央口から中に入ると、見慣れないむき出しの機械や大きな装置が
ごちゃごちゃとした感じで設置してある、最先端の研究施設と言う
より巨大な工場と言うか工事現場みたいな雰囲気の場所でした。
kmのドーナッツの中を、光の速度に近いスピードで電子が回ってい
て、60ヵ所くらいの光の取り出し口(ビームライン)があり、その
ビームラインのところで色々な研究がされているそうでです。
今回は、それぞれのビームラインのところで、そのビームラインで
やっている主な研究の解説を研究員の方々がやってらっしゃいまし
た。親子連れも多かったので、できるだけ身近な例えで簡単に説明
してくれてたんでしょうが・・・やっぱり難しい!苦笑
余談ですが、こんな最先端の施設でも移動は自転車みたいで、自転
車は押すようにと言う表示がなんとなく微笑ましかったです。
とりあえず、SPring-8を1周回って、次はサクラ(SACLA)へ移動。
こちらは、SPring-8のX線をレーザー光にして色々なものを測定す
る施設だそうで、X線をどうやったらレーザー光にできるのかは、科
学講演会で説明をしてくれましたが、まったく判りませんでした!
とにかくSPring-8よりもさらに強力な光だそうで、700mほどの真
っ直ぐな施設です。
こちらは勝手にウロウロはできず見学ツアーに申し込まなければい
けなかったんですが、大人気で着いた時には受付は終了していまし
た!残念!
施設の中は見られませんでしたが、大会議室で科学講演会が開催さ
れていたので、理化学研究所放射光科学総合研究センターセンター
長石川哲也氏の“世界に広がるX線利用”と言うX線の解説と東大教授
雨宮慶幸氏の“ナノ世界を可視化するX線とその歴史”、それに副セン
ター長田中均氏の“明るいX線をつくるには”と言う公演を聴かせて
もらいました。
リニアモーターカーみたいな感じの仕組み)やX線レーザーなどな
ど、内容は難しかったですが、X線での分析を仏教の八正道で解説
してくれるなど、面白かったです。
子供でも楽しめるように、リストバンドのバーコードで各ビームラ
インをスタンプラリー的に回って得点を貯めると景品がもらえるイ
ベントもやっていて、とりあえず、“みんな「元素」でできている”
と言うキャッチフコピーが書かれて、S(硫黄)柄の袋に入ったSP
ring-8のおかきをゲットしました!笑
カワイイ!
SPring-8とSACLAをたっぷり楽しんでバスで姫路に戻り。晩ご飯
を済ませて帰ろうと、姫路駅地下の御座候さんで担々麺と餃子をい
ただきました。
御座候さんは、大阪だと回転焼き屋のイメージですが、本番姫路に
は中華もありました。もちろん餡子も入っていないし甘くもないで
すが、とりあえず、餃子がデカイ!もちろん回転焼も買いました!
SPring-8をぐるぐる歩いて疲れたので、帰りは、ちょっと贅沢に
新幹線で大阪に戻りました。
福井で桜 [観光]
600本ほどの桜が2km以上にわたって連なる足羽川の満開の桜並木を
歩いてみました。
いやぁもうなんというか、質・量ともに圧巻でした!素晴らしい。
そして、昼ごはんは、駅前にある蕎麦屋「あみだそば 遊歩庵」さんで
越前おろしそばを手繰りました。
福井県産のそば粉を使った少し太めの十割そばの濃厚な香りと爽やか
な大根おろしの辛さがあいまって、めちゃ美味しかったです。
帰りに、福井駅で買った駅弁「越前かにめし」を頬張りながら、大阪
に戻りました。
この駅弁好きなんですよね〜!
関西重伝建巡り(亀山市関宿) [観光]
て、昨年以来、久々の関西重伝建めぐり。と言うか、厳密には三重県は関
西圏ではないですが、関西から行きやすいのでなんとなく関西の仲間のよ
うな気もするのと、関宿は東海道五十三次の四十七番目の宿場町として昔
の風情を残す有名な町なので、今回、足を運んだ次第です。
東海道を旅していたんだろうな~!と思いを馳せながら、ちょうどひな祭
りの時季とあいまって各家々で雛人形を展示するイベントも行われていた
ので、町並みと合わせて雛人形も楽しませてもらいました。
久しぶりの仙台 [観光]
って感じで、今日は、のんびり仙台観光。
飛行機は苦手ですが、さすがに電車で行くには遠いので、大阪空港から
空に飛び立ち、途中、富士山や猪苗代湖を眺めながら、程無く仙台空港
に到着。
観光前の腹ごしらえって感じで、先ず、仙台での昼ごはんは、ちょっと贅沢
に本塩釜にある寿司屋「鮨 しらはた」さんで、特上にぎりと毛ガニの味噌汁
をいただきました。
そして、お腹も膨れたところで、やっぱりここまできたらお参りしとかなきゃと
塩竈神社と志波彦神社に参拝。
の石碑が立っていました。
参拝の後は、マリンゲート塩釜から船で島巡りをしながら松島へ。
点在する島々の風情が素晴らしい。何度見ても感動です。
松島では、五大堂を横目に、大好きな瑞巌寺と円通院に参拝。瑞巌寺は参
道が工事中でしたが、お気に入りの洞窟群の風情はゆっくり楽しめました。
やっぱり良いですね。
身大の甲冑像などなどを楽しませてもらいました。
円通院の雅な三慧殿と簡素な本堂大悲亭に趣のある庭の風情が素敵です。
久しぶりに塩釜と松島を満喫させてもらいました。
夜は、仙台に戻ってホテル近くにあった中華料理店「末広本店」さんでラー
メンをすすりました。
次の日は、朝の仕事を済ませ、せっかくなので「牛たん炭焼 利久」さんで牛
たんを食べて、次の目的地、東京に向かいました。
昨今、どこででも食べられるようになりましたが、やっぱり仙台で食べる牛た
んは美味しい!
新幹線やまびこでは「ずんだ茶寮」さんのプチずんだ餅を頬張りながらのん
びり東京へ。
東京での仕事の前に腹ごしらえって感じで、恵比寿駅近くの蕎麦屋「板蕎麦
香り家」さんで、胡麻と普通の出汁つゆが味わえるおためし蕎麦切りと野菜
おでんをいただきました。
田舎蕎麦風の香り豊かな蕎麦に胡麻つゆからんでめちゃ美味しい。
いつも通り、食べてばかりの出張って感じで、楽しませてもらいました!
関西重伝建巡り(京都市上賀茂) [観光]
ながら、なんとなく後回しになっていた京都上賀茂の“重要伝統的建造物群
保存地区”に行ってきました。
このあたりは、室町時代くらいから上賀茂神社の神官の屋敷が建ち並び、
社家と言う独特の風情を持つ町並みが形成されたそうです。
関西重伝建巡り(宇陀松山) [観光]
“はならぁと2015 こあ”の会場も重伝建地区だったので、立て続けって感じ
で、「宇陀松山」の町並みを、アートと一緒に楽しませてもらいました。
関西重伝建巡り(五條新町) [観光]
今回も、芸術祭を観に来たついでという感じになってしまいましたが、“はな
らぁと2015 ぷらす”の会場でもある五條新町の町並みを楽しませてもらい
ました。
ここには、幻の五新鉄道の遺構なんて代物も横切っています。
新装姫路城 [観光]
な「姫路城」を観に行ってみました。
姫路なら大阪から新快速の乗れば1時間ちょっとでたどり着くんですが、今回は、
ちょっと贅沢にプラレールカー付き新幹線500系こだまで姫路に向かいました。
わざわざ狙った訳ではないですが、たまたま乗った新幹線がプラレールカー付き
でした。最初は気づかず、なにげに自由席にのってテーブルの車両案内を見たら
1両目にプラレールカーの文字!何だ?プラレールカーって?と思い覗きに行くと、
車両の椅子がすべて取り払われ、なんと言うかチャイルドルーム状態で、中央に
プラレールが走っていました!中は親子連れで大盛況!入口からちょっと覗いた
だけですが、面白いアイデアですね!
そんなこんなで、面白い新幹線にも出会え姫路到着。とりあえず昼ごはんを食べ
ようと「東来春」さんでしゅうまいランチ(ごま団子)をいただきました。
モチモチ食感の焼売。久しぶりに食べましたが、やっぱり不思議な感じです。
お腹も膨れたところで真っ白な姫路城に上ってみました。日本人にとっては平日
ですが、観光客の方々には関係無いって感じで、結構、賑わっていました。
待たされることも無くスムーズに天守閣の最上階に上り、そのまま流れにのって
スムーズに降りてきました。
修復中にも見に行きましたが、外観の変化が大きいので、内部の方は変化はあ
まり分からず、ちょっときれいになったのかな?って感想です。
天守閣のあとは、お菊さんの井戸、色々な形の狭間、百間廊下などを城内をたっ
ぷり楽しませてもらいました。
御茶ノ水建築散歩 [観光]
今日は、御茶ノ水で会議ってことで、昨夜から東京に入り、朝、少し早起きをして、
散歩がてら御茶ノ水界隈の建築めぐりをしてみました。
先ずは、古い人には神田明神下に住む銭形平次親分でおなじみ(?)の「神田明
神」に参拝。
参道に甘酒屋さんが在ったりする情緒とビルの谷間にきりりと鎮座する姿が素晴
らしい。神田明神に横には、昭和初期に建てられ江戸の風情漂う木造建築の神
田の家「井政」もあります。
次は、関西だと橿原神宮や平安神宮、それに築地本願寺の設計で有名な伊東忠
太氏が設計した「湯島聖堂」にも参拝。
湯島聖堂は、将軍綱吉創建の孔子廟や昌平坂学問所跡として有名です。が、伊東
忠太氏の設計した建物という視点で見ると、藤森照信氏が“伊東忠太動物園”と称
するほど伊東忠太建築には不思議な動物が装飾されていて、湯島聖堂でも“鬼犾
頭”など様々な幻獣が隠れています!(笑)
そして、武道館や京都タワーの設計で有名な山田守氏の「聖橋」を渡って、ニコライ
堂へ。
聖橋は、山田氏らしいアーチの美しい橋で、湯島聖堂とニコライ堂(日本ハリストス
正教会教団東京復活大聖堂)の両聖堂を結ぶ橋という意味で名が付いたそうです。
ロシアの建築家シチュールポフの原設計でコンドルが実施設計したと言われる「ニ
コライ堂(日本ハリストス正教会教団東京復活大聖堂)」は、ビザンティン様式の教
会建築。
緑のドーム屋根と白の外壁のバランスが素晴らしい。
そして、ヴォーリズの設計で有名な「山の上ホテル」と、これまたヴォーリズの設計
した“主婦の友社”を磯崎新氏がリニューアルした「お茶の水スクエアA館(紆余曲
折があるみたいで正式名は分りません)」まで足を伸ばしてみました。
山の上ホテルは、幾何学的なアール・デコ調のスッキリした外観が素晴らしい。
お茶の水スクエアA館の方は、中央に磯崎新氏のポストモダンの建屋と両脇にヴ
ォーリズ建築の外壁を残した建屋を有する再生保存型建築の先駆け的な建物だ
そうです。
御茶ノ水で、新旧ないまぜとも言えるような面白い建築を楽しませてもらいました。
関西重伝建巡り(橿原市今井町) [観光]
保存地区”めぐりです。奈良の芸術祭“はならぁと2014”を観に来たついでと
いう感じでしたが、古い町並みを楽しんできました。
今井町は、一向宗の寺内町として誕生し、戦国時代には織田信長と一戦交え
るために、周辺に濠を巡らせ、僧侶や門徒を守るための武力が備えられてい
たという歴史があるそうです。
江戸時代には“大和の金は今井に七分”といわれるほど繁栄したそうで、現在
も広範囲に古い町並みが残っているので、まるで江戸時代にタイムスリップし
たような感覚が味わえる、素敵な町です。