秋の大阪ギャラリー巡り [美術館]
気温はまだまだ残暑って感じですが、空気はすっかり
秋って感じで、さわやかに晴れた10月最初の土曜日。
今日から土日祝日を入れて10連休の休暇のはじまり。
と言ってもいつもとやることは同じで、先ずは、谷六
にあるギャラリー“+1art”さんで開催している日本ポ
ーランド国交樹立100周年記念企画二人展「DOOR
OPENED FOR MOONLIGHT - 間 」を拝見。
ポーランドで活躍するアーティスト、ミコワイ・ポリ
ンスキさんとダニエル・コニウシュさんを紹介する展
覧会。
ミコワイ・ポリンスキさんは、春に日本を訪れた時の
思い出を箱に詰めて作品にしてらして、箱の表に緯度
と経度の数字が書かれていて、Google マップで検索
すると場所がわかる仕掛けになっていまいした。作品
と航空写真を見比べてギャラリーの方と色々推理をし
ながら楽しませてもらいました。
ダニエル・コニウシュさんの方は、今年の春に京都で
やていたポーランドと日本の現代アートを紹介する展
覧会“セレブレーション”のザ・ターミナル・キョウト
会場で、白い自動販売機のインスタレーションを展示
してらした方で、こちらも春に日本を訪れた際に色々
な場所で録音した音(新幹線の走行音、居酒屋の会話、
街の雑踏、鶯の鳴き声、なんだか判らない機械音など
など)で、日本をイメージするサウンドインスタレー
ションを展示してらっしゃいました。展示室に置かれ
た椅子に座って聞いていたら、なんだか田舎の駅のホ
ームで列車待っている気分になりました。
次は、大阪府立江之子島文化芸術創造センター(eno
co)でやっている「Exploring 共通するものからみつ
ける芸術のかけら」を拝見。
6人の現代アートの作家さんが障がいのある作家さん
を推薦して一緒に作品を展示するという企画。
大澤辰男さんは色鉛筆で無数の線を画面に塗り込める
加地英貴さんを紹介。堀川すなおさんは不思議なヒー
ローの漫画を描く平野智之さん、森太三さんはこだわ
った紙を糸のように細かく刻む藤岡祐機さん、稲垣元
則さんは光沢紙にフェルトペンの線を重ね無機的な抽
象画を描く橋本良平さん、五十嵐英之さんは27年間絵
を送り合って対話絵画を作成する倉地雅徳さん、ミニ
マルな雰囲気の今村遼佑さんは具体のように原色の絵
具を厚く叩きつける今村花子さん。
作風が似てたり、この作家さんこんな作風の方を選ぶ
んだ!みたいな感じだったり、けっこう面白かったで
す。スタッフの方に親切に作品の説明をしてもらいま
した。感謝です。
ちょうど対話型の作品鑑賞ワークショップも開催され
ていて、小学生くらいの女の子が積極的に感想を述べ
るのにつられて大人たちも盛り上がってました。子供
とて侮るべからずって感じですね。
そして、肥後橋の若狭ビルへ。5階の“Calo Bookshop
& Cafe”さんでは「アミーン・ハサンザーデ=シャリ
ーフ展My Iranian Lions」が開催。
アミーンさんはイランのイラストレーターで、みんぱ
くで開催中の特別展「驚異と怪異」にも出展している
作家さん。ライオンをモチーフにしたちょっと不思議
なドローイング作品で、どこかで見たなと思っていた
らボローニャの絵本展で入選してた方だそうです。
3階に降りて“Yoshimi Arts”さんで上出惠悟さんの個
展「静物/Still Life」を拝見。
上出さんは石川県の九谷焼の作家さんなんですが、焼
き物でリアルな白いバナナを作ったり、いかにも九谷
焼っぽい器におもちゃのタイヤを付けたりする面白い
方です。今回は、伝統的な九谷焼の器のモノを入れる
空間を埋めた作品が飾ってありました(写真みたいな
感じ)。
ものすごく違和感のあるなんともヘンで素敵な作品で
した。
秋って感じで、さわやかに晴れた10月最初の土曜日。
今日から土日祝日を入れて10連休の休暇のはじまり。
と言ってもいつもとやることは同じで、先ずは、谷六
にあるギャラリー“+1art”さんで開催している日本ポ
ーランド国交樹立100周年記念企画二人展「DOOR
OPENED FOR MOONLIGHT - 間 」を拝見。
ポーランドで活躍するアーティスト、ミコワイ・ポリ
ンスキさんとダニエル・コニウシュさんを紹介する展
覧会。
ミコワイ・ポリンスキさんは、春に日本を訪れた時の
思い出を箱に詰めて作品にしてらして、箱の表に緯度
と経度の数字が書かれていて、Google マップで検索
すると場所がわかる仕掛けになっていまいした。作品
と航空写真を見比べてギャラリーの方と色々推理をし
ながら楽しませてもらいました。
ダニエル・コニウシュさんの方は、今年の春に京都で
やていたポーランドと日本の現代アートを紹介する展
覧会“セレブレーション”のザ・ターミナル・キョウト
会場で、白い自動販売機のインスタレーションを展示
してらした方で、こちらも春に日本を訪れた際に色々
な場所で録音した音(新幹線の走行音、居酒屋の会話、
街の雑踏、鶯の鳴き声、なんだか判らない機械音など
など)で、日本をイメージするサウンドインスタレー
ションを展示してらっしゃいました。展示室に置かれ
た椅子に座って聞いていたら、なんだか田舎の駅のホ
ームで列車待っている気分になりました。
次は、大阪府立江之子島文化芸術創造センター(eno
co)でやっている「Exploring 共通するものからみつ
ける芸術のかけら」を拝見。
6人の現代アートの作家さんが障がいのある作家さん
を推薦して一緒に作品を展示するという企画。
大澤辰男さんは色鉛筆で無数の線を画面に塗り込める
加地英貴さんを紹介。堀川すなおさんは不思議なヒー
ローの漫画を描く平野智之さん、森太三さんはこだわ
った紙を糸のように細かく刻む藤岡祐機さん、稲垣元
則さんは光沢紙にフェルトペンの線を重ね無機的な抽
象画を描く橋本良平さん、五十嵐英之さんは27年間絵
を送り合って対話絵画を作成する倉地雅徳さん、ミニ
マルな雰囲気の今村遼佑さんは具体のように原色の絵
具を厚く叩きつける今村花子さん。
作風が似てたり、この作家さんこんな作風の方を選ぶ
んだ!みたいな感じだったり、けっこう面白かったで
す。スタッフの方に親切に作品の説明をしてもらいま
した。感謝です。
ちょうど対話型の作品鑑賞ワークショップも開催され
ていて、小学生くらいの女の子が積極的に感想を述べ
るのにつられて大人たちも盛り上がってました。子供
とて侮るべからずって感じですね。
そして、肥後橋の若狭ビルへ。5階の“Calo Bookshop
& Cafe”さんでは「アミーン・ハサンザーデ=シャリ
ーフ展My Iranian Lions」が開催。
アミーンさんはイランのイラストレーターで、みんぱ
くで開催中の特別展「驚異と怪異」にも出展している
作家さん。ライオンをモチーフにしたちょっと不思議
なドローイング作品で、どこかで見たなと思っていた
らボローニャの絵本展で入選してた方だそうです。
3階に降りて“Yoshimi Arts”さんで上出惠悟さんの個
展「静物/Still Life」を拝見。
上出さんは石川県の九谷焼の作家さんなんですが、焼
き物でリアルな白いバナナを作ったり、いかにも九谷
焼っぽい器におもちゃのタイヤを付けたりする面白い
方です。今回は、伝統的な九谷焼の器のモノを入れる
空間を埋めた作品が飾ってありました(写真みたいな
感じ)。
ものすごく違和感のあるなんともヘンで素敵な作品で
した。
最後は2階の“The Third Gallery Aya”でやている東恩
納裕一さんと神山靖弘さんの二人展「重なりと作用」。
東恩納さんは配線途中のような蛍光灯などを使ったイ
ンスタレーションやぼんやり映るスライドなど、神山
さんは妙にリアルなカーテンの絵や段ボールのオブジ
ェなどなど、床には切ったコードの破片などが散らか
っているんですが、それも作品ってことで掃除はしな
いでと言われているってことでした。面白かったです。
大阪でのギャラリー巡りの昼ごはんは、谷六の空堀商
店街にある「洋食の店 もなみ」さんでいつものように
ハンバーグを頬張りました。
デカイハンバーグでお腹いっぱい。美味しかったです。
本町にある人気のパン屋「パンデュース」さんで名物
の野菜たっぷりのパン。ピーマンとベーコン、ほうれ
ん草とゴルゴンゾーラ、安納芋のガレットを買って帰
りました。
たっぷりの野菜の味に負けない風味豊かなパン、美味
しかったです。