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中2日挟んでGW4日目は西宮で演劇! [観劇(他)]

中2日仕事をし、昨日からの雨も上がったゴールデンウィ
ーク後半戦の1日目は、兵庫県立芸術文化センター 阪急中
ホールに、ナイロン100℃さんの25周年記念公演「百年の
秘密」を観に行ってきました。
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「百年の秘密」は、2012年の初演の時に、今は無きシア
ターBRAVA!で拝見させてもらった演目で、今回は再演と
言うことです。

作・演出はケラリーノ・サンドロヴィッチさん。いきなり
出演者全員が舞台に立ち、この物語のストーリーテラーで
もある女中のメアリー(長田奈麻さん)による、役紹介か
らはじまり、その後のテンポの良いプロジェクションマッ
ピングを使ったオープニングも映画のようでお洒落です。
舞台中央に、この物語の一族、ベイカー家とそこにかかわ
る人々の百年の秘密をすべて見てきたであろう大きな楡の
木が鎮座し、右に中庭、左にリビングを配置。

先ずは、犬山イヌコさん演じるベイカー家の娘ティルダの
12歳の時から物語ははじまり、同級生のリーザロッテ(村
岡希美さん)とチャド(みのすけさん)が、転校生のコナ
(峯村リエさん)をめぐりティルダと大喧嘩!そこに居合
わせたバスケが上手いベイカー家長男エース(大倉孝二さ
ん)とそのエースの親友カレル(萩原聖人さん)。
ティルダとコナがカレルから大切な手紙を託されたところ
から秘密がはじまり、それに隣人の弁護士ブラックウッド
(山西惇)もからんで、26年後、40年後、10年戻るなど
など行ったり来たりの時間旅行の中で、秘密が秘密を産み、
その秘密が絡み合うことで、ベイカー家とティルダとコナ
の子供や孫の代まで秘密が引き継がれ、庭の楡の木だけが
その秘密を、そっと見守ってきたと言う話でした。

もちろん、笑いはちりばめられていましたが、ふたりの女
性と一生と一族の栄枯盛衰を描いた静かで心にしみる物語
でした。

1回観ているので覚悟はしていましたし、日ごろ観ている
歌舞伎や文楽など古典芸能系は上演時間が長いので慣れて
はいますが、休憩15分の3時間半は・・・やっぱり長かっ
たです!笑

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