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第42回生喬まるかじりの会 [落語]

投票の後、のんびり千日前のワッハ上方レッスンルームまで
出張って、笑福亭生喬さんの「生喬まるかじりの会」を聴きに
行ってきました。
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先ずは、前座の桂小鯛くんの「癪の合薬」。癪を治す方法がや
かんを舐めると言う妙な娘さんと、はげ頭をやかんの代わりに
舐められるお武家さんと言うなんとも不思議な噺。
若干アタフタした感じはありましたが、一生懸命話をしていて
イイ感じでした。

そして、笑福亭生喬さんの「牛の丸子」。雨にぬれてだめにな
った土造りの炬燵で作った偽の丸薬を田舎の旧家のおじさん
を騙して売りつけると言う噺。
詐欺師の男とそれを手伝うぼんやりした友達のやり取りに大
笑いさせてもらいました。

次は、ゲスト旭堂南湖さんの「柳田格之進」。実直で清廉潔白
な侍である柳田格之進、あまりの真面目ぶりに疎まれて藩を
追い出され、大阪で暮らすことになる。碁会所での縁で知り合
いになった商人とじっこんにしていたが、ある日、商人の家で
碁を打って帰ると、五十両の金が無くなっており、番頭から犯
人あつかいされ、絶対に盗んでいないが疑われては武士のこ
けんに関わると、家宝の刀を売って五十両を算段して番頭に
渡し、もし間違いだと判ったら首をもらうと言って去って行く。
年末の大掃除の時に見つかった五十両。間違いが知れて、
首をとられるのを覚悟して柳田を探すが見つからず、3年後
偶然神社の前で出会うが・・・って噺。

仲入り後は、生喬さんの「崇徳院」。恋わずらいの若旦那を助
けるためと言うか、ご褒美に魅せられて、欲と2人連れ大阪中
を探し回る熊五郎。唯一の手がかり崇徳院の歌「瀬をはやみ 
岩にせかるる 滝川の・・・」を歌いながら床屋と銭湯を巡り、
夕方、ヘロヘロになりながら床屋に行くと、相手のお嬢様の実
家でも若旦那を探していて・・・って噺。
生喬さんの、ヘロヘロになった熊さんの風情に笑わせてもらい
ました。

演目が終わった後は、3人の対談「みんなでちょいしゃべり」。
生喬さんと南湖さんの落語と講談の違いや、生喬さんの思う
落語も講談のようなリズミカルで端的な話をしないとダメじゃな
いかと言う話など、双方のネタ談議を楽しませてもらいました。


落語の前の腹ごしらえは、劇場近くにある「洋食屋カトリーナ」
さんのハンバーグとヘレカツにエビフライのMIXセット♪
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ニュートラルな洋食って感じで美味かったです。

ついでに、千日前をブラブラしていたら、落語でしか存在を知
らなかった代書屋さんを発見!へぇ~~!今でもあるんだ代
書屋さん!
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