六甲ミーツ・アート 芸術散歩2011 [美術館]
良い塩梅に涼しくなったので、山頂をウロウロ歩いても汗も出なくなったな!
と思い「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2011」に行ってきました。
阪急六甲駅からバスに乗って一気に山頂へ!先ずたどり着いたのは、クラ
シックな雰囲気が素敵な“Bクラシックエリア”の六甲山ホテル。
ホテルの天井に、濱口直巳さんの「水平のある場所」が展示してありました。
ホテルから山道を歩いて、アート展最大の展示場所“Cミュージアムエリア”
のオルゴールミュージアムと高山植物園に向かう。
オルゴールミュージアム内には、北川貴好さんの「amplitude 振幅するか
すかな灯り」とパラモデルさんの「よかんのけしき」が展示、中庭には、池の
中で揺らめく岩田浩史さんの「踊るフォーク&ナイフ(森の欲望)」、森の中に
ポツンと置いてあった藤本由紀夫さんの「apollon's forest-アポロの森-」、
森の木々に浮かぶ川口珠生さんの「空のドローイング」、田上桂さんの咲き
ほこる「inorganic landscape」を横目に水道橋を通って高山植物園へ。
高山植物園では、山本聖子さんの「ただ、山である。」、日常品の中をライト
が走り影を映すクワクボリョウタさんの影絵「LOST#3(組織観察)」、暗闇
にぼんやり浮かぶ画像を楽しむ松島茂樹さんの「ナカとソト」は曇っていたた
めか「え!どこ?どこ?」の声が響いていました。
妙にリアルな蟹が面白い、入山きららさんの「蟹、山に登る。」の他、小山和
則さんの「帯 2011」、パラモデルさんの「残存と消失の風景」、畑友洋さんと
萬田隆さんの「森の陰影」、中に入れる角野晃司さんの「ふたりの家」が展
示してありました。
次は、“Dグリーンエリア”の六甲山カンツリーハウス。
斜面に浮かぶ矢印は、小田原のどかさんの「↓」、鯉幟が地表をはためく、藤
江竜太郎さんの「ROKKO CARP CAMP」、ドキドキの看板が誘う建屋のな
かでは石膏のモコモコ感が面白い金氏徹平さんのオブジェとハジメテンさん
の画像作品が暗がりに浮かぶ「ハジメテンのFool On The Hill」が展示。
そして、今回、作品以上に見るのが楽しみだった六甲枝垂れが鎮座する“E
見晴らしエリア”へ。
六甲枝垂れの網目に絡むのは山本麻世さんの「ぬえのしっぽ」、冬場に氷室
用の氷を作る氷棚には柴田さやかさんの「水の祈り」が揺らいでいました。
六甲ガーデンテラスの方には、光り輝くタムラタクミさんの「アーカーシャの門」、
見晴台に設置された西村正徳さんの「新型メガメガホン=オオゴエの吹き出
し」では、次から次に親子連れが大声を張り上げていてなんだか心温まる風
景でした!
何故か最後に、今回の会場の入口的な“Aケーブルエリア”へ。
シックな雰囲気の六甲ケーブル六甲山上駅の中は(ゆ)さんの「湯の場」によっ
て銭湯風情!
神戸大学発達科学部立体造形研究室の「摩耶母神」の飾られたインフォメー
ションセンターで投票を済ませ、スサイタカコさんの「ムプゥフムハハ」が揺れる
ケーブルカーで下山。
最後は、多摩美術大学情報デザイン学科情報芸術コース研究室「PET FLOW
ER GATE」をくぐって、帰路につきました。
山間をハイキング気分で歩きながらアートを探してスタンプ集め!
楽しかったですよ。
こんにちは、はじめましてw
11月に初めて六甲ミーツアート 芸術散歩に行こうと思ってます。
一人でいくんですが回る時間とか見どころ?をよかったら教えて
頂けないでしょか??
おすすめwとかw
よろしくお願いしますw
by くろねこ (2011-10-23 13:36)
♪くろねこさん
コメントありがとうございます。
六甲ミーツ・アートは、スタンプラリーの様な感じで、作品を探しながら
順番に回っていけるので楽しいですよ。
作品の多い、ミュージアムエリアとグリーンエリアと見晴らしエリアは
そんなに離れてないので、歩いて回れます。
もし、車じゃなかったら六甲ケーブルには乗ってください。駅も車内も
作品が展示してあってイイ感じですよ。
個人的には、クワクボリョウタさんの影絵とハジメテンさんの作品群が
面白かったです。
ゆっくり回ると1日かかりますが、楽しい、秋のアート散歩をお過ごし
ください。
by kengo (2011-10-23 21:08)