神戸ビエンナーレ2011 [美術館]
秋晴れの10月3連休初日は、神戸で開催中の「神戸ビエンナーレ
2011」を観に行ってきました。
とりあえず手前から攻めようと、先ずは、ポーアイしおさい公園に
野外展示してある「しつらいアート国際コンペティション」を拝見。
被災地へのメッセージを書いた布がはためく藤井孝美さんの“Wi
sh to・・・Wish from・・・”をはじめ、鏡に反射した虹がきらめく関
口恒男さんの“ポートアイランド レインボーハット”、ゴミでできたポ
ートタワー東方悠平さんの“神戸ゴミタワー”加藤可奈衛さんの“お
皿プロジェクト KOBE2011”、森田太初さんの“朱い旗”、可愛ら
しい自転車列車大西治&大西雅子さんの“MUIMUI列車 出発進
行!”、ピンクの模様が印象的な石川智弥さんの“港のキリン”、
妙にリアルな角野晃司さんの“監視者”、秋の日差しにきらめく藤
江竜太郎さんの“GOLDEN ZERO”、芝生に点在するゲジゲジ人
間伊藤嘉英さんの“輝く人”、沖津雄司さんの“views ensemble”
などの20作品と「いけばな野外展」の作品も展示してありました。
(↓)これは生花なんですねぇ~!!
ポートライナーで三宮まで戻りそこから歩いて元町高架下で行われ
ている「高架下アートプロジェクト」へ。
JR元町駅からJR神戸駅の高架下の閉まった店の跡地を利用し、
段ボールの不動明王立像が印象的な本堀雄二さんの“BUTSU-
ofudousan”、岩塚一恵さんの“鼓動”、塩川岳さんの“Flower S
tation ~ 2011 KOBE ”、松延総司さんの“私の石”、ガラスに
びっしり書き込まれた細かな文字が織り成す不思議な空間、三浦
真琴さんの“スブ ヨア メオレ”、戸矢崎満雄さんの“銀の雨・金の環”
など13点の作品が展示してありました。
神戸駅から今回のメイン会場神戸ハーバーランドファミリオ会場へ。
ファミリオ会場では、「アート イン コンテナ国際」の25作品の他、
「現代陶芸」「いけばな未来展」「ハンドツリーアート」「ハートでアー
トこうべ」などの展示もしてありました。
コンテナの方は、藤木隆明&工学院大学藤木研究室さんの“人工
地形”、Ales Bendaさんの“CONQUERORS’ LURE”、ゼロバイ
ゼロさんの揺らめく空間“White Dots Room”、Taebeom Kim
“Small City”、Tom Orrさんの“LUMINOUS VIEW”、ブラック
ライトで浮かぶ落書きHOLDUPさんの“FROM OFF TO ON”など
25作品。
藤本雄作&緋田雅之&大阪電気通信大学高見研究室さんの“ゆ
かがみ”ではセンサーで生じる波紋で子供達が遊んでいました。
アートインコンテナと変わらないくらいアートな雰囲気の活花も素敵
でしたし、皆で作るハンドツリー、陶芸、工芸の作品も見応え有りま
した。
工芸・陶芸などなど
隣のキャナルガーデンでは「グリーンアート展」の7作品が展示して
ありました。
一日かけて神戸の町を歩いてアートに浸る楽しい連休初日でした。
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