お久しぶりの大人の遠足:宇治篇 [観光]
初夏の様な陽気だた今日は、コロナ前に企画していて
行けずじまいになっていた宇治の散策に、3年半越し
で行ってきました。
大人の遠足仲間の方々総勢16名。宇治観光ボランティ
アガイドの方2名(西田さんと佐々岡さん)に案内されて
の散策。
京阪宇治線の黄檗駅に集合し、先ずは黄檗山萬福寺へ。
萬福寺は、黄檗宗の大本山で、インゲン豆で有名な隠
元禅師が開いた禅寺で、中国様式を色濃く残した他に
は無い雰囲気のお寺です。
もともと観光客が少ないのと伽藍の風情が好きで、何
回も足を運んでいるお寺ですが、ガイドさんに説明し
てもらうと知らないことだらけで、新鮮でした。
伽藍は全体としてシンメトリーな造りなんですが、総
門が中心から左に少しずらしてあって、これは邪気が
総門から入ってきても伽藍に入り込めないようにする
中国様式の仕掛けだそうです。
また、伽藍内の道には菱形の石がひき詰めてあるんで
すが、これは龍をイメージしているそうで龍の伽藍と
も言われているそうです。
いかにも中国風と言う総門、上に乗るのパと見た感じ
はしゃちほこですが、ガイドさん曰く、足が有るワニ
だそうです。
総門を抜け、ちょっと曲がって豪華な三門(額黄檗山
と萬福寺の字は隠元禅師の書)をくぐって大きな松の
木を横目に回廊をめぐり斎堂(食堂)へ。
斎堂の前には食事の合図をずる“開梆”と”雲版”があり、
この魚の形の開梆を見ると萬福寺に来たなって気にな
ります。
弥勒菩薩の化身といわれる布袋さんを祀った天王殿。
金ぴかの布袋さんがなんともおめでたい雰囲気です。
釈迦如来坐像に摩訶迦葉と阿難陀を祀った大雄寶殿
には、十八羅漢像がずらりと並んでいます。
法堂では、前日までルイ・ヴィトンのイベントをやっ
ていたそうで、お堂の前の砂地にはルイ・ヴィトンの
モノグラムのマークが設えて有りました。
後片づけの人が大勢働いていて、ちょっと異界感が漂
ってました。
開山堂は、やはり卍及び卍くずしの文様の勾欄が印象
的です。
萬福寺を堪能したあと、次は宇治駅に移動してとりあ
えず腹ごしらえ。
行けずじまいになっていた宇治の散策に、3年半越し
で行ってきました。
大人の遠足仲間の方々総勢16名。宇治観光ボランティ
アガイドの方2名(西田さんと佐々岡さん)に案内されて
の散策。
京阪宇治線の黄檗駅に集合し、先ずは黄檗山萬福寺へ。
萬福寺は、黄檗宗の大本山で、インゲン豆で有名な隠
元禅師が開いた禅寺で、中国様式を色濃く残した他に
は無い雰囲気のお寺です。
もともと観光客が少ないのと伽藍の風情が好きで、何
回も足を運んでいるお寺ですが、ガイドさんに説明し
てもらうと知らないことだらけで、新鮮でした。
伽藍は全体としてシンメトリーな造りなんですが、総
門が中心から左に少しずらしてあって、これは邪気が
総門から入ってきても伽藍に入り込めないようにする
中国様式の仕掛けだそうです。
また、伽藍内の道には菱形の石がひき詰めてあるんで
すが、これは龍をイメージしているそうで龍の伽藍と
も言われているそうです。
いかにも中国風と言う総門、上に乗るのパと見た感じ
はしゃちほこですが、ガイドさん曰く、足が有るワニ
だそうです。
総門を抜け、ちょっと曲がって豪華な三門(額黄檗山
と萬福寺の字は隠元禅師の書)をくぐって大きな松の
木を横目に回廊をめぐり斎堂(食堂)へ。
斎堂の前には食事の合図をずる“開梆”と”雲版”があり、
この魚の形の開梆を見ると萬福寺に来たなって気にな
ります。
弥勒菩薩の化身といわれる布袋さんを祀った天王殿。
金ぴかの布袋さんがなんともおめでたい雰囲気です。
釈迦如来坐像に摩訶迦葉と阿難陀を祀った大雄寶殿
には、十八羅漢像がずらりと並んでいます。
法堂では、前日までルイ・ヴィトンのイベントをやっ
ていたそうで、お堂の前の砂地にはルイ・ヴィトンの
モノグラムのマークが設えて有りました。
後片づけの人が大勢働いていて、ちょっと異界感が漂
ってました。
開山堂は、やはり卍及び卍くずしの文様の勾欄が印象
的です。
萬福寺を堪能したあと、次は宇治駅に移動してとりあ
えず腹ごしらえ。
宇治橋近くにある「京料理 宇治川」さんで天丼と茶そ
ばをいただきました。
特に胡麻豆腐と湯葉が美味しかったです。
(萬福寺には普茶料理と呼ばれる中国風の精進料理が
有りますが、今回は時間の都合もあって遠慮しました)
お腹も膨れたところで次は、平等院。萬福寺とは逆に
参道にも大勢の観光客、入口には長蛇の列ができてい
てちょっとげんなりしましたが、見頃の藤の花を眺め
ながらしばし待ち、団体分のチケットをもらって中に
入りました。
有名な鳳凰堂に入るには1時間半待ちってことで、十
円玉を思い出しながら正面から鳳凰堂を眺めて、そそ
くさと平等院ミュージアム「鳳翔館」 へ。
国宝の梵鐘および照明を抑えた部屋に浮かぶ雲中供養
菩薩像の美しさに魅了されます。人は多かったんです
が、鳳翔館はガイドさんの説明もしっかり聞けてゆっ
くりできました。雲中供養菩薩像は何回見ても感動し
ます。
鳳凰堂や雲中供養菩薩像はもちろんですが、見頃の藤
の花がとにかく美しかったです。
宇治川の中州を渡り、宇治上神社へ。途中、宇治神社
も申し訳程度に眺めましたが・・。
古くから信仰されている神社で、本殿は日本最古の神
社建築だそうで、菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)
、応神天皇、仁徳天皇が祀ってあるんですが、覆屋に
覆われているのが特徴的です。
人もそれほど多くなく厳かな雰囲気が漂っていました。
青い楓が爽やかなさわらびの道を通り、与謝野晶子の
歌碑や源氏物語ミュージアムを横目に京阪宇治駅に戻
って、ガイドさんとはこちらでお別れとなりました。
詳しいご説明、本当にありがとうございました。非常
に楽しかったです。
散策の後は、恒例の食事会。今回は、10年ほど前に同
じ大人の遠足で伏見界隈を散策した折にお世話になっ
た「石勢」さんでの食事でした。
八寸、刺身、海鮮グラタン、炊き合わせ、レンコン饅
頭、天ぷら、どれも滅茶苦茶美味しかったです。
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