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今宵は三三さんの配信落語 [落語]

コロナの第3波って感じで、感染者数の最高を更新している
今日この頃だからってことでもないです。が、今宵は部屋で
ゆっくり柳家三三さんの配信公演「月例 三三 独演(11月)」
を楽しませてもらいました(有料配信)。
月例三三独演11月.jpg 
無観客のイイノホールからの録画で、今回の演目は、“一目
あがり”と“三枚起請”。
掛け軸のほめ言葉が賛(3)、詩(4)、悟(5)、七福神
(7)、芭蕉の句(9)と上がっていくと言う噺と、こちら
も数字モノ(?)って感じで3枚の起請文の噺で“三千世界の
烏を殺し ぬしと朝寝がしてみたい”でした。
オンデマンド型の配信だったので、期間中いつでも観られる
な!なんてのんきに見始めましたが、なんだか部屋PCの画
面を介して三三さんと対峙しているような雰囲気で、思わず
引き込まれて、2席一気に観てしまいました。どことなく緊
張感のある落語を楽しませてもらった感じで、心地良い疲労
感に浸ってます。
2席の間の音曲は、長澤あやさんの季節の唄“紅葉の橋”と“雪
のだるま”で、ちょっと一息って感じでした。
来月は師走の噺で“文七元結”だそうです。来月も買おうかな?

夏の第2波の時はもっと大騒ぎしてましたが・・今回はGoTo
何々なんてのもやってる手前か、どちら様も片目つむってや
る過ごそうとしている観も有ったり無かったりって感じで、
微妙な空気が漂ってる気もしますね。あんまりひどいことに
ならないように祈るのみです。

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肌寒さの中での怪談 [落語]

終日冷たい雨が降った土曜日。今宵はYouTubeで「古今亭
菊之丞でじたる独演会」を視聴。
古今亭菊之丞でじたる独演会100717.jpg 
今日は、前に配信があった前編から少し間が開きましたが、
千葉県八千代市で開催された大和田落語会の後編で、古今
亭菊之丞さんと古今亭志ん吉さんの落語を楽しみました。 

先ずは、志ん吉さんで“二階ぞめき”。上方には同類の噺も
無いせいで耳馴染みの無いネタでした。が、吉原狂いの若
旦那が番頭にいさめられ、吉原に通わない代わりに自分の
家の2階にミニチュア吉原を作って遊ぶと言う、ある意味
奇想天外な噺でした。

そして、菊之丞さん、上野にあった料亭兼講談寄席の本牧
亭で一龍斎貞水先生におごってもらった話や、その貞水先
生の怪談話の折に、菊之丞さんと三三さんでお化けを演じ
て子供を泣かした話などなどのまくらから怪談噺の“もう
半分”へ。
落語会自体は9月に行われ怪談噺も夏の終わりには良かっ
たんでしょうが、肌寒くなってから聞く怪談はさらにぞ
くっとしました。
タイトルがそのままオチになる怪談ですが、内容自体は少
しも救われない噺なので、菊之丞さんはあまり好きじゃな
いらしく滅多にやらないって事でした。

コロナ禍の中、春からずぅ~~と無料配信を続けてくれた
菊之丞さんでしたが、さすがに少し前から有料のメンバー
制が導入され、無料の配信は減るみたいですが、今回みた
いにちょこちょこ無料配信もやってくれるみたいです。
ありがとうございます。

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土曜の夜はリモート落語 [落語]

今日は曇天模様で昼も気温があまり上がらず、すっかり
秋って風情ですが、今宵もリモートの落語で恒例になっ
てる「古今亭菊之丞でじたる独演会」の第23弾。
古今亭菊之丞でじたる独演会09126.jpg 
今日は、生配信ではなく、京成大和田駅にある小さん師
匠愛用の竹刀が飾られた天麩羅屋の丸花さんで開催され
た古今亭菊之丞さんと古今亭志ん吉さんの二人会「大和
田落語会」の前編の録画配信でした。

志ん吉さんの一番太鼓からはじまり、先ずは、菊之丞さ
んが高座に上がって、こん平師匠に付き合って48時間呑
み続けた酒豪話や下戸の小三治師匠や市馬師匠のまくら
からお酒の噺“棒鱈”へ。
茶屋遊びにきた江戸っ子2人、隣の部屋では羽振りの良
い田舎侍が赤ベロベロの醤油漬け(鮪の刺身)とかエボ
エボ坊主のスッパ漬け(蛸の三杯酢)と言う料理を食べ、
百舌鳥のくちばし、十二ヶ月、琉球なんて不思議な歌を
歌て盛り上がっているのが気に入らない。厠に行くつい
でにちょっと覗くつもりが、部屋に転がり込んでしまい
大喧嘩になり、板前が胡椒を振り回しながら仲裁に入る
と言う噺。
菊之丞さんの田舎侍の風情がなんともイイ感じです。

次は志ん吉さん、コロナ禍で仕事が入らず、来るものは
拒まずで来月入った仕事が、日本武尊のゆかりの地と言
われる場所で行われるアウトドアイベントでの落語会だ
そうで、主催の方が日本武尊なら古典だろうって理由で
落語を選んで、なぜか演目指定で饅頭こわいをやること
なってるというまくらから、夫婦喧嘩は犬も食わないっ
て噺“厩火事”。
夫婦喧嘩の絶えない奥さんが、仲人の兄貴分のところに
泣きついてきたので、別れればとアドバイスをしたら逆
ギレされ、旦那の本心が知りたいというので、唐の孔子
か麹町の猿の殿様の例え話で旦那を試すことになってと
言う噺。
志ん吉さんは初めて噺を聞きましたが、歯切れの良い話
しっぷりでテンポも良くって面白かったです。

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落語でお彼岸詣り [落語]

4連休の最終日。お天気に恵まれたお彼岸の中日、京都
など関西の観光地もけっこうな人出で、コロナ前の賑わ
いに戻ったなどと言う行列の出来ているニュース映像を
横目に見ながら、昨晩につづいて、今日も「道楽亭リモ
ート寄席」第2弾のライブ配信を楽しみました。

先ずは、午前11時から米朝事務所社長の桂米團治さんと
桂鯛蔵さん。
道楽亭リモート寄席092201.jpg 
この公演は前後のトークの間に落語2席を挟む感じの番
組構成で、いきなり米團治さんと鯛蔵さんが登場し、か
み合っているのかどうか判らない微妙な空気の漂うトー
クを繰り広げた最後に今日の出演の順番をじゃんけんで
決め、勝った鯛蔵さんがトリってことで、いったん引っ
込んで直ぐに米團治さんが高座に上がって“稽古屋”を聞
かせてくれました。古典芸能全般に精通した米團治さん
の稽古屋の風情がなんとも良いんですが、この落語、宇
治の名物蛍踊りと言うのが印象的過ぎて内容が入ってこ
ないんですよね!笑
そして次は、鯛蔵さんの“風呂屋番”。内容は湯屋番なん
ですが、師匠や先輩に稽古をつけてもらったのではなく、
色々な師匠や先輩の落語を参考に自身で勝手に憶えたっ
てことで、遠慮してタイトルを変えてるてことでした
(古典落語の演目は、稽古をつけてもらったらやって
もよいと言う暗黙のルールが有るみたいです)。テン
ポの良い展開で面白かったです。

次は、午後2時からで桂南天さんと桂佐ん吉さん。
道楽亭リモート寄席092205.jpg 
こちらは、落語2席の後にトークコーナーと言う構成で、
先ずは、佐ん吉さんが登場し、“浮かれの屑より”を披露。
単発で見ている人は違和感が無かったと思いますが、通
しで見ている身としては、一日やっている寄席気分で見
ていたので、“浮かれの屑より”が、朝の鯛蔵さんの風呂
屋番とかぶる噺なので(居候の若旦那が働き行くまでの
くだりがまったく一緒)、ドキドキしながら見てました
(同じ系統の噺をしないというのが寄席の暗黙のルール
だったりします)。後半、屑よりをしだして隣の稽古屋
の音につられて、部屋で芝居と言うか大暴れをする場面
は、ソーシャルディスタンスで狭くなった道楽亭の舞台
で飛び回りながら演じる佐ん吉さんの勢いでググっと引
き込まれました。
南天さんの方は、不思議な噺としか言いようのない枝雀
さんの創作落語“いたりきたり”。色が白くてふわふわし
たペットいたりきたりとでたりはいったり、エサはとっ
たりみたりと言う虫。ナマコみたいな白くてふわっとし
たのらりくらりとねたりおきたり、エサはくたりくわな
んだりと言う虫の登場する話しです。無限ループのよう
な話しですが、よくこんがらがらずに憶えられるなと関
心しかりでした。
トークコーナーでは、佐ん吉さんが日本舞踊を10年以上
習っていたと言う話から、落語以外の個性的なお師匠さ
んの話を楽しく聞かせてもらいました。

最後は、午後5時の桂吉弥さんと桂小鯛さん。
道楽亭リモート寄席092204.jpg 
こちらは、朝といっしょでトークの間に落語を挟む構成
でしたが、最初トークが盛り上がって長引いたせいで、
最後のトークはご挨拶程度でした。
その最初のトークでは、小鯛さんが若く見えると言う話
からなぜか桂わかばさんの話になってわかばさんの気楽
に生きてるエピソードで盛り上がってました。
落語の方は、小鯛さんの“やかん”。知ったかぶりをする
男に色々な名前の由来を質問して、ダジャレ気味に無理
くり命名の由来を答えるという内容で、やかんの名前を
由来を聞くと講談の川中島の合戦の修羅場読みが始まっ
てと言う噺。
大トリと言うか今回の道楽亭リモート寄席の最後の最後
は吉弥さんで、まさにお彼岸の中日の今日の噺“天王寺詣
り”。お彼岸の中日に犬の供養で天王寺詣りに行くという
内容で、露店が出て賑わっている天王寺詣りの風情がな
んとも良い感じです(私も気が向いたらお彼岸の天王寺
詣りをするんですが、今も境内いっぱいに露店が並んで
賑わってます(今年は判りませんが・・・))。
今年は吉弥さんの口での引導鐘を聞かせてもらいました。
道楽亭リモート寄席092207.jpg 
19日から寄席の人数制限も解除されたみたいなので、あ
まり混まないメンバーの時に、生で道楽亭に行きたくな
りました。

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道楽亭もリモート [落語]

これぞ秋晴れって感じで、爽やかに晴れ渡った4連休の
3日目と言ってもどこにも出かけてませんが、今宵もリ
モートで落語って感じで、「道楽亭リモート寄席」第2
弾のライブ配信の1日目を楽しみました。
道楽亭リモート寄席00.jpg 
今回の道楽亭リモート寄席は、今宵1公演と明日の昼に3
公演、各回2人の落語家さんが登場し、落語を1席づつと
トークコーナーと言う構成で行われ、会場の道楽亭には
限定30名のお客さんに入ってもらい、同時にライブ配信
も行う企画。各回の配信は1000円で通しが3000円って
こととアーカイブでもしばらく見られると言うことで、
とりあえず通し券を購入。

そんな「道楽亭リモート寄席」の1日目は、YouTubeの
米朝事務所公式チャンネルのマル秘ワールドニュースの
コーナーでもお馴染みのコンビ(?)、米紫さんと吉の
丞さんのお2人。
道楽亭リモート寄席01.jpg 
先ずは、米紫さんが舞台に上がってちょっと季節は早いで
すが“掛け取り”を披露。掛け取りに来た人を趣味の話で乗
せて追い返すって噺ですが、落語家づくしのくだりが面白
かったです。
そして次は、吉の丞さんの“稲荷俥”。怖がりの車夫を産湯
稲荷のお使いだと言ってからかい車賃を踏み倒した男が大
金を車に置き忘れ、その大金を産湯稲荷のご利益だと思い
込んだ車夫が近所の人を集めて大宴会と言う噺。笑わせて
もらいました。

明日もリモート落語三昧の一日かなと思ってます。
ほぼ毎月足を運んでいた道楽亭ですが、コロナ禍以降行っ
てないので、リモートで楽しませてもらえてありがたいな
と思ってます。

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先週の続きのリモート落語 [落語]

先週までは、がっつり夏の気配が残ってましたが、急に
秋の気配に移って、朝夕は、すっかり過ごしやすくなっ
てきました。
そんな秋の夜長もリモートの落語って感じで「古今亭菊
之丞でじたる独演会」の第22弾。
古今亭菊之丞でじたる独演会09119.jpg 
本日は生配信で、先ずは収録なんですが、先週、前編が
配信された鎌倉の光明寺で行われた菊之丞さんの独演会
“材木座らくご会”の後編。それとこちらは生配信の名物、
第5弾になる“でじたる大喜利”でした。

先ずは、菊之丞さんの落語で“明烏”。堅物の若旦那が、
源兵衛と太助と言う町内の遊び人と一緒に浅草の観音様
の裏っ手にあるお稲荷様にお篭りに行って、フニャフニ
ャに柔らかくなると言う噺。菊之丞さんの浮世離れした
初心な若旦那の風情と吉原の女将さんがイイ感じでした。
吉原で若旦那がごねる時、二宮金次郎の例え話が定番だ
と思ってましたが、菊之丞さんが圓菊師匠から習ったの
は日蓮上人だったそうです。が、今回の会場である光明
寺が浄土宗大本山ってことで、日蓮上人はまずいだろう
ってことで法然上人の例え話にしたってことでした!笑

生配信に戻って、第5回 の“でじたる大喜利”のお題は、
「鉄道が好きすぎる鉄道員テツオ。入社以来欠かさない
習慣とは?」。
菊之丞さんもかなり鉄分多めだそう、テツオの気持ちが
よく分かるってことで、“結婚を連結、離婚を切り離しと
言う”、“時計は懐中時計しか持たない”、“スケジュール
帳がダイヤグラム”、“鉄分補うために毎食レバー”、
“Jr.(ジュニア)を大文字で書く”、“お酒で脱線する”、
“地下鉄をどこから入れたか調査の日々”・・などなど、
最後の回答は鉄オタが濃すぎて意味がまったく判りませ
んでしたが、面白い大喜利でした。
大賞は“無理を承知で、清く、正しく、美しくを、キヨ
スク、タダスク、ウツクスク”でした。

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暑さも和らいできましたが、今宵もリモート落語 [落語]

昼はまだ暑いですが、さすがに9月も半ばになって朝夕は、
過ごしやすくなってきました。が、夜もリモートの落語会
って感じで「古今亭菊之丞でじたる独演会」の21弾を拝聴
しました。
古今亭菊之丞でじたる独演会0912.jpg 
本日は、今日(9月12日)の夕方に鎌倉の光明寺で行われ
た菊之丞さんの独演会“材木座らくご会”の前編。
先ずは開口一番で、弟子の古今亭まめ菊さんで“子ほめ”。
そして次は、古今亭菊之丞さんで“転宅”。昨日、たまた
ま1日お休みだったってことで、奥さんと大山詣りを決行
したそうで(先週の配信で、6年前の敬老の日に奥さん
と大山詣りをしたと言う話と、近々またお詣りする旨を
まくらでされてました)、大山阿夫利神社が雨乞いの神
様ってことで、ご利益が有ったのか?今日は雨が降って、
筋肉痛で高座に上がるのも大変だったそうです!笑
落語の方は、落語の三棒の説明から泥棒の小話、声帯模
写の泥棒が池にはまって「杭・杭!」って感じで、ドジ
な泥棒の噺へ。モグラ小僧の泥の助の弟子でイタチ小僧
の最後屁と言う泥棒が、高橋お伝の孫を名のる口八丁の
お妾さん(元は女義太夫)の色仕掛けにまんまとだまさ
れ、逆に手持ちの金まで巻き上げられしまい、翌日妾宅
に取って返すと、お妾さんは既に引っ越しをしてて・・
と言う話。
やはり菊之丞さんの女形は絶品です。

来週は材木座らくご会の後編と生配信ででじたる大喜利
だそうです。

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彦八まつりもデジタル [落語]

毎年、楽しみにしている生國魂神社の境内で開催されている彦八
まつりですが、今年は、コロナ禍の影響でYouTubeの無料生配信
で「デジタル彦八まつり」と言う趣向での開催でした。
デジタル彦八まつり.jpg 
司会は桂小春団治さんと桂三扇さん。大喜利、音痴噺家の鼻歌ク
イズ、質問コーナー、過去の彦八まつりの想い出スライドトーク、
彦八名物の五代目文枝師匠直伝の焼きうどんのレシピ公開など。
デジタル彦八まつり04.jpg 
デジタル彦八まつり02.jpg 
大喜利は3パターンで行われて、海外(メルボルン)と地方(北
海道・秋田・東京・大分)を結んでのzoom大喜利で、芸名ご当
地自慢とやりくり川柳。
デジタル彦八まつり09.jpg 
桂米紫さん司会で喜楽館舞台からの中継大喜利、謎かけでは総裁
選挙とかけてモーゼの十戒ととくその心は二階に厄介って感じの
時事ネタや、針の付いた団扇で風船を弾きながらの古今東西。
そして、六代目文枝師匠一門さんたちによる大喜利、嬉しくもあ
り悲しくもありや大阪の地名での駄洒落。
質問コーナーはzoomで喜寿(77歳)の文枝(六代目)師匠に繋
いで、新婚さんいらっしゃいの裏話など。

最後は、「彦八まつり30周年記念落語会」会場の天満天神繁昌亭
からの地車囃子の龍踊りで無料配信は終了とまりました。
デジタル彦八まつり08.jpg 
来年、第30回が生國魂神社で無事に開催されることを祈りながら、
昼下がり時間を楽しく過ごしました。

そして、夜もリモートの落語って感じで「古今亭菊之丞でじたる
独演会」の20弾を拝聴。
古今亭菊之丞でじたる独演会0905.jpg 
8月15日に湯島の宝飾店十字屋で開催した15名限定の“十字屋落
語会(古今亭菊之丞ひとり会)”の後編でした。
6年前の敬老の日に珍しく仕事が入らなかったので奥さんと大山
にハイキングに出かけたと言うまくらから、夏の噺“大山詣り”。
お毛が(怪我)無くってありがたい!
落語の後はおまけ映像で、会場のある湯島界隈の“丞さんぽ プチ”
でした。大吉!素晴らしい!

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半年ぶりの梅田 [落語]

コロナ禍であまり電車にも乗らないので、すっかり足が
遠のいている梅田ですが、今日は半年ぶりに梅田に行っ
てきました。
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コロナ前と変わらないくらい賑わっていて、なんとなく
ホッとした気分を味わいました。

そんでもって、これまたすっかり足が遠のいていた駅前
ビルのパイルドライバーさんのところにも立ち寄って、
半年間駅前ビルの地下で熟成したありがとんぼ農園さん
の味噌を受け取りました。
118126985.jpg 
いつもは春先に手作り味噌の仕込みの会があって、その
時に味噌を買うんですが、今年はコロナの影響で仕込み
も中止。春先に味噌だけは買ってもらって、お店で預か
ってもらっていたんですが、なんやかやで取りに行くの
が遅くなってしまい、ご迷惑をおかけしました。。。

夜はリモートの落語って感じで「古今亭菊之丞でじたる
独演会」の19弾を拝聴。
古今亭菊之丞でじたる独演会0828.jpg 
8月15日に湯島の宝飾店十字屋で開催した15名限定の“十
字屋落語会(古今亭菊之丞ひとり会)”の前編。
先ずは、お弟子の古今亭まめ菊さんで“堀之内”粗忽者の
男が粗忽を信心で治そうと堀之内妙法寺お祖師さま(日
蓮聖人)に参拝に行き帰ってから子供をつれて銭湯に行
くと言う噺。
そして、古今亭菊之丞さんで“鰻の幇間”。落語会の打ち
上げで利用したり、お祭りで太鼓をたたいていると言う
湯島界隈の老舗のお店などを色々紹介しつつのまくら。
そこから実際にいらした幇間の師匠の話に移って本題の
鰻の幇間へ。おごってもらうつもりが鰻をおごらされた
上にお土産まで持っていかれ、揚げ句に下駄まで取られ
るドジな幇間の話。面白かったです。

リモートの落語の後は、コロナの影響で2ヶ月遅れて今
日から始まった「ツール・ド・フランス2020」を、今
回はAmazon Prime VideoのJ SPORTSチャンネルで
見てます。
ツール2020.jpg 

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残暑は厳しいですが夕立でそろそろ夏の終わりを感じます [落語]

強烈な夕立に見舞われている今日この頃ですが、今夜は
「古今亭菊之丞でじたる独演会」の第18弾を拝聴。
古今亭菊之丞でじたる独演会0822.jpg 
先週の続きで、7月11日に三鷹市光のホールで行われた
古今亭菊之丞さんの独演会の録画配信でした。

開口一番はまめ菊さんの“平林”、無筆の丁稚が旦那のお
使いで手紙を届けることになったが、宛名の読み方を忘
れて、道すがらの人達に読み方を聞くが・・・って噺。
ひらばやしがたいらばやしになりひらりんいちはちじゅ
うのもくもくひとつとやっつでとっきっき!と徐々に漢
字が分解されていく様が楽しい。

次は、柳亭市馬師匠のお弟子さんで市弥さん。無くて七
癖って感じで人には必ず癖がり、市馬師匠の癖は落語で
「そんなことないよ!」と否定する言葉を言うときに頬
を震わせる癖があるそうですってまくらから“二人癖”。

そして色物さんの立花家橘之助さんで三味線漫談。三味
線の本調子、二上り、三下りの説明をしながら、まめ菊
さんが太鼓で合流して出囃子を披露。本調子は志ん生師
匠の“一丁入り”、二上りは志ん朝師匠の“老松”、小さん
師匠の“序の舞”。三味線の早びきで両国風景と最後は舞
踊の奴さんでした。華やかで素晴らしい!

最後は、古今亭菊之丞さんで“三味線栗毛”。大名酒井雅
楽頭の三人兄弟の末っ子角三郎が下屋敷で部屋住みをし
ていた時、落とし話を聞かせながらあん摩療治をしてい
た錦木から大名になる骨格だと言われ、万が一、自分が
大名になったら千両だして検校にしてやると約束をする。
錦木がしばらく病で臥せっていた時に、ひょんなことか
ら角三郎が家督を継ぐことになり大名に出世し、昔の約
束を忘れずに錦木を検校にしてあげると言う噺です。が、
前段と全く無関係な感じで栗毛の馬を買って三味線名付
けたと言うくだりから強引にオチへ。好きな話ですが最
後が・・・?って感じです。解せないオチはともかく菊
之丞さんの語りは素晴らしかったです。

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